


ガイドの途中で現れると、大抵の方が「あのきれい蝶は、何という蝶ですか?」
と尋ねます。「昼行性の蛾でキオビエダシャクです」と答えると、不思議そうな顔
をされます。キオビエダシャクは確かにきれいな蛾なのですが、幼虫が大量に
発生して植え込みのイヌマキの葉をボロボロに食べつくしてしまったりするので、
人によっては嫌われています。年によって多くみられる蛾にしては、交尾をして
いる姿は初めて観るような気がします。

ちゅば案内しゅんとぅきいじてぃくば、「あんきょらっさんチョウチョや、ぬちいゅん
チョウチョかい?」ちきかれぃんじゃが。「昼とぅびゅんキオビエダシャクちいゅん
ハブルだりょっと」ちいいば、うとぅまらかん顔しられっと。キオビエダシャクやふん
ときょらっさんヒブルありょんじゃが、くゎっくゎ虫ぬいっぱいいじてぃっち、屋敷じ
うーらっとぅんスティティバぬ葉ば、全部かみっくらてぃちゅにゆてぃや、はぐむぃ
かっとぅりょっと。とぅしにゆてぃいっぱいにゃれぃんハブルにしや、つるどぅんどろ
や初むぇてぃにゅんにししゅりょっと。
この蛾は蝶以上に、きれいな蛾です。
横浜では見かけませんが、これから気をつけて観察します。
そちらのほうでも食樹のイヌマキの周辺を探す
と、もしかしたら見つかるかもしれません。