梅雨に入ったというのに、いい天気が続いています。山道でアマミ
クマバチの翅音に驚いて見上げると、そこにシマミサノキの花が咲
いていました。花は、私にはコートを着た女性が並んで歩いている
ようなイメージに見えます。奄美大島が北限のこの木は、枝がバネ
のようにしなって弾力性に富んでいるため、昔からイノシシ猟の罠
用に利用されてきたようです。
【島口バージョン】(キシゆむた)
ながししほちゃんなんてぃ、いちゃん天気ぬ続しゅりょっと。山道じ
アマミクマバチぬとびゅん音ちうどぅるっちうーばにしゃとぅ、うまな
んてぃそこにウンシブぬ花ぬ咲りゅりょたっか。花や、わんとぅしや
コートば着ちゃんうなぐぬ並でぃあちゅんにしにゃあれぃっと。島が
一番にしかたなりゅんくんキィや、枝ぬバネにしゅんかな昔らシシ
罠とぅしちかわったんにししゅんちよ。
て、驚きです。本州ではとても見られない花や
鳥が多いのに感心しています。
インタープリターの役をしている人には、たまらないでしょうね。