奄美自然観察記

高のフィールドより

【事務所への訪問者52】チッチッチッと鳴く  ホオグロヤモり

2019-08-09 16:44:32 | 爬虫類




台風9号の影響で、風はそれほど強くはありませんが、断続的に雨が降りました。事務所への訪問というより、ずっと住み続けているホオグロヤモリが、壁かけている時計の隙間から出てきました(写真1枚目)。暖かくなってくると、よく「チッチッチッ」と結構大きな声で鳴き、壁に現れることがあります。撮った写真を拡大して観ると、体の半分ほどの長さの尻尾には、小さな突起が並んでいて、体の上面にまで及んでいます(写真1枚目)。胴体の皮がむけかけているのは脱皮中だからでしょうか。面白いのは、足の指先の爪が上に浮いていて、垂直の壁にくっ付くためでしょう、指の吸着面だけが吸い付いています。爪は多分木のようなデコボコの所をよじ登るときなどに使うのでしょう。ホオグロヤモリは、生息域を次第に北上させているようですが、元々どこにいた生きものかはよく分かっていないようです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ9号ぬたむぇ、かじやうがしがれぃちゅうさやありょうらんば、とうきどぅきあむぃぬ降りょうたっと。事務所ちぬ訪問ち言ゅんんま、ずっとぅ暮し続けとぅんティンニャブリャ(ホオグロヤモリ)ぬ、壁ちけぇとぅん時計ぬええだら、いじてぃきょうたが(写真1枚目)。温さなてぃくぅば、むる「チッチッチッ」ち、てーげふうさんくぅいし鳴し、壁ちいじてぃきゅんくぅとぅぬありょっと。写しゃん写真ばさいばんしにしゃっとぅ、どぅうぬ半分べりぬ長さぬじぶじや、いなさんとぅぎゃとぅぎゃぬ並どぅてぃ、どぅうぬうー側ちがりいじとぅりょっか(写真1枚目)。どぅうぬこーぬはがれぃとぅんや脱皮しかただりょうろ。むじらさんや、はぎぃぬいゅぶぃ先ぬつむぃぬうーち浮しゅてぃ、垂直ぬ壁いくっかりゅんたむぇだろ、いゅぶぃぬわたがわだけし、くっかとぅりょっと。つぃむぃやきっとぅ、きぃんきゃにしがさがさしゅんどろば、のおてぃいきゅんとぅきんきゃ、ちかゆんだろ。くんティンニャブリャ(ホオグロヤモリ)や、暮らしゅんどろば、だんだんにし方ちひるぐぃてぃいじゅんにししゅんじゃが、むとぅむとぅだーじうたん生きむんかや、ゆんまわかとぅらんあんぶぇじゃ。

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