奄美自然観察記

高のフィールドより

葉の付き方に変異  ウケユリ

2018-06-15 18:46:06 | 植物





台風6号の影響もあって、朝から一日中雨が降り続きました。林道脇では通常見られない「にわか滝」が、あちこちに現われていました(写真1枚目)。この時期に咲くウケユリの奄美大島の自生地に寄ってみました。すでに花びらがボロボロになっていたものや、まだつぼみの個体も観られました。ウケユリのオシベは花粉が小豆色で、めしべの柱頭は薄紅色です。今回気付いたのは、葉の付き方に結構変異があるようです。崖の上の方にあったものは、テッポウユリなどと同じような付き方ですが、下の方にあったものは、葉はもちろん互生ですが、まるで対生のように平面的に付いていて感じが違い、最初は別種のようにさえ思えました。雨が降っていても、いい香りを強く放っていました。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ6号もあてぃ、ひかんまら一日中あむぃぬ降り続きょうたっか。林道ぶつじや普通やねん「にわか滝」ぬ、あまくまなんてぃ、にゃあたっと(写真1枚目)。くん時期咲きゅんウケユリぬわきゃ島じむぇーとぅんどろち、ゆてぃににょうたっと。きっさ花びらぬボロボロなとぅたんむんきゃ、まだつぼみぬむんもありょうたっと。ウケユリぬオシベや花粉ぬ小豆色あてぃ、めしべぬ先や薄紅色だりょっと。きゅう判たんじゃが、葉ぬちき方やあれぃくぅれぃ違いぬあんにししゅりょっと。崖ぬうーぼてぇじあたんや、テッポウユリんきゃとぅおなじにししゅんちき方だりょうたんじゃが、しゃーぼてぇじあたんや、葉や当たり前あんば互生だりょんじゃが、いゅんなれぃば対生にし平べった付ちゅてぃだっかぬ違てぃ、初むぃや別ぬしじょやあなんかいちさえ思いかただりょうたが。あむぃぬ降とぅてぃんも匂ぬちゅうさしゅてぃ、いいにおいぬしゅりょうたが。