先日ご紹介したインフィニティFXに レカロES-V を装着して頂いたK様より感想のメールを頂戴しましたので以下に掲載させて頂きます。
『島崎様
昨日は有難う御座いました、帰路の運転はシートの効果ありました。
降りてからの腰の軽さは特筆物でした、背骨が垂直に嫌でもなる
姿勢がヒントなんでしょうか
ノーマルでは以外と真っ直ぐ座れていないのが良く分かりました。
車を降りて暫く歩いても同じ姿勢で胸を張り気味でいる自分に驚きました。
又お願いします。』
K様ありがとうございます。
こちらこそ今後とも宜しくお願いいたします。
シート一つでそんなにも違うものなのですね!驚きです。
普段は何気なく座っているシートですが車の運転に対しても、ドライバーの健康に対しても大変重要な役割を担っているんですね。
レカロシートに変更した方の中にはそれだけで車が別物になったという感想をお持ちの方もいらっしゃいます。
特に腰にはシートの性能による影響が大きようです。
私も時々腰を壊した経験が有りますが(ぎっくり腰)そんな時は私生活で不便を強いられるのは勿論ですが車に乗り込むだけでも苦労です。
いざ乗り込んだものの、ハンドル切るのも、バックで後ろを振り向くのも、ちょっとしたカーブでの横Gに耐えるのも、揺れに対応するのも、全て腰に負担が掛かって来るのが解ります。
普段健康な時は何気ない動作でも実は腰に負担が掛かっているんですね。
そこで車の正しい運転姿勢をご紹介したいと思います。
実はレカロ専門店のS社長の受け売りですが・・・
氏曰く「そもそも多くのドライバーが勘違いしている事。それは教習所で習った運転姿勢で10時10分にハンドルを握って運転しようとする事である。
ハンドルは握るものではなくつまんでいればいい。(状況もよると思いますが)
そしてその為にやたらとシートバックを起そうとする。
このような姿勢は最近の車にありがちなフロントピラーの傾きが強い車には合わない。
もっと楽な姿勢で運転すればいい。ハンドルを握る事に基準を持つのではなく、アクセルを細やかにコントロールする事が出来るように右足を基準にする事が大切であり、それにより滑らかな運転が出来る。だから燃費も良くなるし、安全運転にもなる。次に右手はハンドルの右下をつまみ、アームレストがあれば右ひじをそこに掛ける。
左ひじはドアのアームレストに掛けて、やはりハンドルの左下を軽くつまむ。
この時左ひざに左手首が乗るような形になるように左ひざの角度とシートスライドとシートバックのリクライニングを合わせる。とにかく楽な姿勢で運転する事が大切。」と言いながらやって見せてくれた。
なるほどFX45の微妙なアクセルワークもスムーズである。
傍目には無精でだらしなく見えるような姿勢で有るが、これがどうして「なるほど」と納得出来るから不思議である。
早速私も帰路を利用してレカロ装着済みのFXで試してみた。
お客様のお車だけに緊張は緩めないが、伝授頂いた通り傍目にはだらしなく見えるような楽な姿勢で運転してみると、シートの性能とあいまってなるほど楽である。
是非皆さんも参考にしてみてください。