インフィニティ  FX35/FX45 CUSTOMANIA

マニアックにカスタムしたインフィニティFX35/FX45を御紹介するブログです。

インフィニティFX 08Model-iPodインターフェイス

2007-07-14 23:26:25 | Weblog
出張でご報告が遅れてしまいましたが、「08Modelの変更点」でお伝えしたi-Podインターフェイスの情報をお伝えします。

そこで始めにアメリカと日本のデリバリーと販売方法の違いを説明しておきます。
アメリカは日本のような「カタログありきの販売」ではなく「現物主義」であり、各ディラーに多数の新車が展示&プールしてあり、決済を済ませてその場で保険と仮登録の手続きさえしてしまえばナンバープレートも付けずにすぐに新車に乗って帰る事が出来るのです。
だからアメリカではディーラーの名前の入ったプレートを付けた車が平気で町を走っています。あれは仮登録したばかりの新車なのです。
このように、現車を店頭に揃える関係もあり、日本のようにユーザーからの注文車をメーカーにオーダーして造って貰うような事はほとんどなく、在庫する上でグレードやメーカーOPの組み合わせは少ないほど都合がいいのです。
アメリカに輸出している日本車では、入港する港に設置した集中架装工場にて現地からのOP要求に対応しています。
これは、完全なメーカーOPにしてしまうと完全なオーダーメイドとなってしまう確立が高くなるため、【オーダー→日本で製造→輸出→ディーラー→ユーザー】となり、オーダーから納車までにかなりの時間が掛かってしまいます。また、グレードを増やせばカラーバリエーション等との組み合わせが膨大に増えてしまい、製造コストが増し管理が複雑と成るばかりか在庫量が増えてしまうか、ユーザー希望とのマッチング率が落ちてしまいます。とは言えアメリカでは日本のような細かいディーラーOPが沢山設定されるような事はありませんし、各ディーラーでの細かいOP装備は受け入れられないようです。(これにも理由がありますが後日説明します)
とにかくアメリカは「現物主義」であり、各メーカーに於いても前年実績から各グレードのバリエーション(割合)を決めてシーズンごとの売れ行きを見ながら製造し、ディーラーへとデリバリーしているのです。

ここでやっと本題です。今回のI-Podインターフェイスも基本的にはそんな「ポートインストールオプション」となっており、港に入るまでにオーダーした車にマッチングすればポート装着となります。
しかしながらディーラーでの後付に対してはまだ現地でのデリバリーが進んでおらず、現時点ではディラーでの手配や取り付けが出来ないとの事です。
今後ディーラーでの取り付け可能スケジュールは9月後半以降になりそうです。
日本へのパーツデリバリーについてもそれ以降となる事と思いますのでご了承下さい。
また新しい情報が入り次第ご報告いたしますね。