一一九番のバリアフリーを-。携帯電話のインターネットサイトから一一九番通報ができる松本広域消防局の「携帯電話災害通報受付サービス」。二十五日から運用する新システムはより使いやすさを目指している。
利用者は、事前に各市町村の担当課でIDとパスワードを取得し、個人情報を登録。緊急時には携帯サイトの画面上で「自宅にいる」か「外出している」、「消防車」か「救急車」を選んで通報。その後、詳しい状況をメールでやり取りする。従来は自分のいる場所などを文字入力し、状況説明も通報時に送信する必要があったのを、新システムで簡略化した。
二〇〇三年にサービスを開始したが、まだ十分に浸透しているとは言い難いのが現状。同消防局では、サービスの対象者となる聴覚や言語に障害を抱えた人は管内に千人以上いると見ているが、二十二日現在の登録者は七十六人と少ない。
松本市の松本ろう学校の中沢洋子教諭(47)は「手話に慣れ、日本語の文字による情報伝達がうまくできない聴覚障害者らがいる」と指摘。携帯電話の扱いが苦手という人も多い。
もちろん、聴覚障害者らから自衛や社会参加を助ける試みとして評価する声はある。同市聴覚障害者社会参加支援協会の花村有利子会長はサービス開始の説明会で聴覚障害の女性が「これで私も人を助けられる」と話したのを覚えている。火事で逃げることしかできなかった女性に、通報サービスは一つの光となった。花村さんは「障害者と消防、行政がそれぞれ何ができるかを考えることが大切」と話した。
中日新聞
利用者は、事前に各市町村の担当課でIDとパスワードを取得し、個人情報を登録。緊急時には携帯サイトの画面上で「自宅にいる」か「外出している」、「消防車」か「救急車」を選んで通報。その後、詳しい状況をメールでやり取りする。従来は自分のいる場所などを文字入力し、状況説明も通報時に送信する必要があったのを、新システムで簡略化した。
二〇〇三年にサービスを開始したが、まだ十分に浸透しているとは言い難いのが現状。同消防局では、サービスの対象者となる聴覚や言語に障害を抱えた人は管内に千人以上いると見ているが、二十二日現在の登録者は七十六人と少ない。
松本市の松本ろう学校の中沢洋子教諭(47)は「手話に慣れ、日本語の文字による情報伝達がうまくできない聴覚障害者らがいる」と指摘。携帯電話の扱いが苦手という人も多い。
もちろん、聴覚障害者らから自衛や社会参加を助ける試みとして評価する声はある。同市聴覚障害者社会参加支援協会の花村有利子会長はサービス開始の説明会で聴覚障害の女性が「これで私も人を助けられる」と話したのを覚えている。火事で逃げることしかできなかった女性に、通報サービスは一つの光となった。花村さんは「障害者と消防、行政がそれぞれ何ができるかを考えることが大切」と話した。
中日新聞
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