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気まぐれ日記

その時々に、心ひかれるものや気になる事、読んだ本や見たDVDの事を書き留めてます。

大阪城の櫓(3)

2023-03-25 22:49:54 | 旅行


坤櫓(ひつじさるやぐら)跡
※坤(こん)=南西=未申(ひつじさる)




西の丸庭園から見た乾櫓(いぬいやぐら)
※乾(けん)=西北=戌亥(いぬい)

L字型をしている櫓は珍しいらしい。





南外堀から見た六番櫓


現存する櫓には、あとひとつ、一番櫓があるのだが、今回は見損ねた。
次回に期待。



ラッキーなことに、ちょうど、櫓内部特別公開をしていて(土日のみ)、大手口多聞櫓と、千貫櫓の中を見る事ができた。


(「図説日本の城と城下町①大阪城」から)

大手口多聞櫓の内部は案外広くて、渡櫓(わたりやぐら)に最大70畳の部屋が4室、続櫓(つづきやぐら)には、武者走り(廊下)の他に武者溜め(部屋)が6室あって、兵士たちが多数駐屯出来るようになっている。
また、枡形の内側に向って多くの窓や銃眼が開けられていて、大手門から枡形に侵入した敵を攻撃する事ができる。

(「図説日本の城と城下町①大阪城」より)

さらに、渡櫓には、下の大門を突破しようとする敵を上から攻撃するための「槍落とし」を備えている。




次に、千貫櫓には、西外堀に面する西面と南面に窓と銃眼が開けられている他、「石落とし」を備えている。



ガイドさんの説明によると、この他にも、壁に漆喰を塗り、火を防いでいるとか、
このなみなみの部分も、単なる飾りではなくて、炎をうまく逃す形なのだそう。

いろいろの工夫がされており、興味が湧く。
おもしろいな。櫓。















大阪城の櫓(2)

2023-03-21 10:43:55 | 旅行
多聞櫓を抜けて、桜門に行く途中にある、南仕切り門跡・太鼓櫓跡。


ここはマチュピチュか?と思うような石積み!
隙間なく石が積まれている。
これだけきっちり平面を出す技術があったことに驚く。

向かい側も
仕事きっちり♪




南仕切り門跡・太鼓櫓跡の手前から見える桜橋。

大手橋もこの桜橋も、土橋。
土橋という言い方が正しいのか不明だが、要するに橋の下が通行できない橋。木造の橋と違って、戦の際、焼かれる心配がない。


近くにあった石。ノミ跡が残っていて、そこからヒビが入っているのがよくわかる。
大阪城石垣には、花崗岩(御影石)が使われたそうだが、ノミ跡のところからわりとまっすぐに、きれいに割れているのがわかる。
目が揃っているというか、素直な石なのだろう。


まっすぐに入っているヒビ。

印が彫られているのがわかる。
受け持ちの藩ごとに印が違っているらしい。それに、文字らしきものも彫られている。読めないけど。


そして、いよいよ桜門。
桜門から望む天守閣。
その下に見えるのが、桜門入って正面にある、巨石タコ石。
この石は数ある巨石の中でも、大きさ一番。

正面からだと、カメラに収まらない!


タコ石の左隣の石。
これも大きい!

桜門の内側いある石垣。多分、こことタコ石のある石垣に渡櫓があったのでは?
説明文、撮影したと思うのだが、行方不明。
(^^ゞ
ここも、仕事きっちり♪なのに、一箇所だけ自然のままと思われる石が使われているのがおもしろい。

コレ、実物を写真撮り忘れた。
しかし、金明水、銀明水という表現がおもしろいなと思った。
この時代、水がいかに貴重か、ということを表していると思うから。




あ〜やっと天守閣に行ける!
長い道のりだった。
多分、すんなり歩くと西外堀からここまで20分ぐらいかと思うのだが、
説明文読んだり、写真撮ったりしていたら、2時間ぐらいかかった。
ホテルを夕方4時半頃出たのだが、6時を目安に帰ろうと思っていたのに、終わらなかった(笑)。

当然、天守閣にはもう入れないし、ミライザの土産物屋さんも閉まっているので、続きは翌日に!















大阪城の櫓(1)

2023-03-19 21:11:25 | 旅行


西外堀から、乾櫓(いぬいやぐら)を望む。


西外堀。


千貫櫓(せんがんやぐら)(左)と
多聞櫓(たもんやぐら)(中央)、
大手門(右)(松でちょっと見えにくいかも)を望む。

千貫櫓。
西外堀に面する西面と南面に窓と銃眼を備え、大手口から城内にせめ入ろうとする敵に弓や銃で(ガイドさんの説明では、大手口までの距離は80メートルぐらいなので、届くらしい)攻撃することができる防衛上重要な櫓。


石垣が美しい。




大手門。

大手門内側。左側の柱の継ぎがすごい。

大手門内側。
土塀の雁木(石段)。


大手門を入った正面に巨大な石が3つ!
中央が「大手見付石(おおてみつけいし)」


この巨石、3つとも同じ石から取られているらしい。
これらの石たち、厚さはそれほどなく、厚いもので1メートルちょっと。多くは80センチ前後らしい。これだけの大きな石を、80センチ程度に薄く割るのって、逆に難しいのではないだろうか?
すごい技術!




多聞櫓。
左側が渡櫓、右側が続櫓。
渡櫓、続櫓共に多くの窓が開けられていて、大手門から枡形(大手門と多聞櫓によって囲まれている部分)に侵入した敵を攻撃出来るようになっている。

渡櫓には、下の門を開けようとする敵を上から弓で攻撃出来るように、槍落としを備えている




渡櫓の門を入った左手に見える千貫櫓。







富山城の石垣

2022-02-02 12:31:44 | 旅行
随分とブログをご無沙汰。

私の好きなものといえば…。
石。
巨石とか、大好き!
石垣も好き。

最近はコロナで、旅行もなかなかいけないので、以前(2019年)に行った富山城の石垣。






こういうの好きな人、いるかなあ?