インディアンス野球日記

野球のことやインディアンスのこと、そして家の可愛い猫のことを中心に気ままに思ったことを書きます。

佐藤義則 一流の育て方~ダルビッシュ有、田中将大との1600日~

2011年05月31日 18時24分43秒 | Weblog
 永谷脩氏著書の佐藤義則 一流の育て方~ダルビッシュ有、田中将大との1600日~を読んだ。

 おそらく、今12球団の中で一番の投手コーチと評価の高い楽天の投手コーチ佐藤義則氏。その佐藤コーチにスポットを当て一流の育て方を紹介した1冊。

 阪神時代は井川、安藤。日ハム時代はダルビッシュ、武田久、楽天では田中将大、永井とそのチームの柱となる投手を育てた佐藤コーチの哲学、投手への思いは本当に熱かった。

 走らない、投げないというメジャー流が入ってきてそれは違うという話や野球をやったこともないトレーニングコーチに指示をされるもどかしさ、過保護すぎる今の選手への不満などかなりストレートだった。

 よく肩は消耗品と言われるがそれは佐藤コーチ曰く、投げ方が悪いだけだと。そしていいフォームで投げようと思えばしっかり走りこみ、下半身を作って投げ込んで初めていいフォームができいい投球ができると語っていた。投手をあまりやったことがないけどその通りだと思った。実際、かなりの練習投げ込みをしてきた阪神の下柳は今も現役でこの数年故障で離脱したという話を聞いたことがない。

 すごく納得がいって感心した一文をここで引用を。

 (コントロールを付けるキモはステップする足の膝だと佐藤は言う。右投手なら左膝だ。
踏み出した左膝が同じ場所に着けば、上体がついてきて腕も同じところを通る。すると、だいたいボールは同じところに行くんです。)

 下半身は本当に大事ですな。

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