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EOS R6Ⅲ

2024年08月05日 | 機材について
EOS R5Ⅱが発表されたばかりですが、R6Ⅲも年末には姿を見せるそうです。
キヤノン「EOS R6 Mark III」のスペック

R5Ⅱでは積層センサとDIGIC アクセラレータによって性能アップしていますが、R6Ⅲクラスではそのまま使うと大幅なコストアップになってしまいます。ニコンのような部分積層にするとか、DIGIC Xと1チップ化など、方法はありそうですが、それなりに開発期間がかかると思っていました。
この噂のとおり、年末に発売するのであれば、ほぼ開発は終了していて、R5Ⅱの立ち上がりを待って、製造ラインの確認作業に入るそんなイメージです。EOS R3の積層センサが使われるという噂もありましたので、このセンサのコストダウンはすでに目途がたっていたのかも知れません。あとは画処理エンジン側のデータ読み出し性能のアップですが、これをDIGIC Xを改良することで対応していると思われます。
このR6Ⅲが年内に出てくるようであれば、当然来年にはR8Ⅱが同じセンサと画処理エンジンを使って出てくると思います。R8Ⅱではメカシャッターレス化してボディーもいくらか小型化し、ジョイスティックもつけた新ボディーとしてもらいたいものです。
ただ積層センサではコストダウンできたとしても現行の機種より価格が上がってしまいそうで、それが心配です。R8は発売時が確か$1500で今は$1300ですが、ひょっとすると$1700ぐらいになるかも知れません。
さらにEVFもなくしたR9?も出てくる可能性は十分あります。パナソニックのS9と違ってストロボの割り切りは無いカメラが作れるはずですし、ISもカメラ内になくてもOKなレンズシステムですから、相当コンパクトなものが期待できるはず。
APS-Cでも同じくメカシャッターレス化が期待できますが、そのためにはセンサの低価格化は必須なので、積層ではない高速センサを作る必要があります。このためAPS-C機の展開はフルサイズより遅れるのではないかと思います、

まあ出て見るまでは当たるかどうかわからないのが噂記事ですが、発表時期として年末というのはあまりないパターンではあるので、そこがちょっとひっかります。というのは北米のカメラ市場ではクリスマスが最大の商戦なので、12月に発表ではクリスマスに間に合いません。なので12月に発表されるカメラはあまりありません。

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