こんなことがありました。

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写真展でのキャプション

2024年09月05日 | 写真集/写真展
今月25日からグループ展 「TONPEI Photo2」を横浜市民ギャラリーでおこなうのですが、だいたい作品はきまっているのですが、今写真につけるキャプションについて検討しています。

こちらは東京都写真美術館のコレクション展ですが、「見るということを問い直す」というテーマで展示してある作品をどう見たのかという言葉、下記のアンドレ・ケルテスの写真であれば、ジョン・シャカフスキーの言葉が大きく書かれています。
IMG_5632<script async src="//embedr.flickr.com/assets/client-code.js" charset="utf-8"></script>
この展示はこの言葉と一緒に、この写真を見て欲しいという展示した側のメッセージでもあると思います。ただこのようなディスプレーをするのは結構大変です。

こちらは鉄道マニアのグループの展示です。
IMG_5694
鉄道マニアの方にとっては、写っているものが興味の中心なわけで、説明のキャプションも詳しくなります。鉄道マニアではない写真好きとしては少々見づらいとも思ってしまいます。

とは言っても説明を聞くと、写真の見方がかわることもあります。少し前に見た中山 基司 写真展「箱庭のモラトリアム」という写真展なのですが、プールを定点撮影している(その割にフレーミングがばらついている)写真だと思ったのですが、話を聞くと、良く使う電車で、一瞬プールが見える地点があることに気が付きそこを撮り始めた、そのうちにプールはつぶされて、ショッピングセンターになってしまう。そこまでを撮影したものとわかりました。つまりすべてが車窓の風景だったわけです。そう思って見なおすと、フレーミングのばらつきや、ブレも車窓の風景らしい効果を上げているようにも見えてきました。

作品展でキャプションが多いと、それを読むのに気をとられて、写真を見るのがおろそかになるような気がして、あまり壁面にコメントが多いのは好きではありません。とは言っても説明があって写真を見た方が理解を深まることもある。そこで考えたのが写真展カタログです。
TONPEI Photo 2
こちらの内容を縮小して会場でも配布するつもりでいます。壁面にはミニマムな表示とし、まず写真を見てもらい、必要な人は写真カタログをみてもらうという目論見です。
もう一つはA4サイズのカラー印刷が意外に安いというのがあります。両面カラーでも2千円ほどです。(案内はがきの印刷より安い)

今回はグループ展なので、こちらのチラシ印刷はメンバーに頼むことにしました。どんな仕上がりになるか楽しみです。

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