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なぜカメラが欲しい?

2024年07月29日 | 機材について
新しいカメラを買ったからといって、新しい写真が撮れるわけではないことは良く承知しているのですが、もともとカメラそのものにも関心があり、新しいカメラを見ると欲しくなってしまいます。

そこで買わない基準を考えてみました。
1.重いカメラ 現状でも実はカメラを重く感じているのでこれ以上重いカメラは持って歩けません。なのでニコンのZ8は魅力的なカメラですがカメラだけで910gもあります。ニコンZfも魅力を感じましたがグリップが小さくて持ちにくくオプションのグリップを付けると結局重くなってしまいます。

2.価格に納得いかないカメラ いいカメラはそれなりに価格が高いのは仕方がありませんし、昨今の円安で高いのも理屈としては理解できます。キヤノンのR8はコンパクトなボディーに最新のフルサイズセンサを搭載していて良いのですが、その価格が納得できません。EOS RPという機種と外観的にはほぼ同じで、操作部もほとんど変わりません。スイッチの役割が変更されているぐらいですが、値段は倍近くします。北米の価格を調べてもEOS R7より100$ほど安い値段で販売されていますからコスト的にはR8は十分低コストに出来ていると思いますが、国内では5万ほどR7よりも高い価格で販売されています。理由はア判りませんが、まあそんなに日本で台数を売りたくないのでしょう。

3.深度合成の無いカメラ 昨年薔薇のシーズンにいろいろ持っている中でカメラやレンズを替えて、どうしたら少しでも良く撮れないか考えたのですが、クローズアップ領域ではピントを合わせたところしかシャープに撮れないという当たり前のことに気が付きました。ボケの大きさは(像倍率)の二乗に比例して狭くなります。像の大きさが倍になるとぼけの大きさは4倍になります。絞りでいううと4段分です。つまりクローズアップで被写体を大きく写すと急激にぼけて絞りを少々絞ったくらいではとても追いつきません。また大きく絞り込むと画質は確実に劣化します。
ピントが合う面は平面なので、合わせたい面をセンサと並行に持ってくれば良いのですが、手持ちの戸外での撮影では背景を選ぶのが精いっぱいでさらにピントが合う面をコントロールするなどとてもできません。深度合成であれば、良像の領域を拡大できるのでは思い試してみたのですが、あきらかにシャープな画像を得ることができました。もちろん効果が得られない場合もありますし、そもそもピントの合う範囲が狭くない場合は単に無駄なカットが増えるだけになりますが、深度合成の無いカメラは今は考えられません。

というわけでEOS R5markⅡ ですが従来機とほぼ同じ大きさ、重さでぎりぎり許容範囲。値段は高いですが、従来機自体50万円以上していたので、積層センサに変更した割には納得できるアップ額です。最近のEOSは深度合成はできるようになったので、これもOKというわけで、買わない理由はあまりないのですが、かんじんの新しいカメラとしての魅力がいまひとつ良く判りません。全体的にスペックは底上げされているのですが、センサが高速化されたことがどう撮影結果に効くのか、どこがZ8やα9Ⅲに比べて優れているのかどうも良くわかりません。わくわくするところがあまりないのです。事前情報からの妄想でモンスターマシンを期待しすぎたのかも知れません。
実際のテストレポートも発売までには出てくることでしょう。予約してもすぐには手に入らなそうなのでゆっくり考えたいと思います。



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