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望遠レンズの効果について

2024年11月25日 | 機材について
今回は望遠レンズの効果についてです。

まず2枚の写真を見てください。エ・クレールというミニバラです。撮影日時は異なりますが、ほぼ同じ花です。
IMG_3285IMG_2619
クリックしてもらうと判りますが、左の写真は絞り値F2で右の写真はF2.8で撮影しています。2枚とも2つの花はピントがあっています。花の大きさはほぼ同じです。大きく違うのは背景です。右の写真の方がボケが大きく単純化されています。この違いは左の写真は35mmのレンズ、右の写真は85mmの望遠レンズで撮影したことにより起きています。撮影している位置も実は違います。85mmレンズの方が花から離れた位置で撮影しています。
ボケのコントロールというと、絞りをコントロールすると言われますが、背景のボケについては、焦点距離を変える方が実は変化が大きいのです。また望遠レンズにすると画角が狭くなるので、それも背景の単純化に効果があります。

もう一つの例を、こちらはもう花が終わったハギのトンネルが、日差しに輝いて見えたので撮りました。
IMG_3821
同じ被写体を少し後ろに下がってよりズーミングしてより望遠レンズにして、撮影したのがこちらです。
IMG_3822
絞り値はどちらもF8で同じです。

このとき被写体付近のボケ方はあまり変わりがありません。今まで述べてきたような背景の単純化の効果を得るためには、背景と被写体がある程度離れていることが必要です。撮りたい被写体を中心として、移動しながら、撮影ポイントを探すことが、望遠レンズを生かすには必要です。

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