Because I'm a surfer

サーファーだもの、しょうがない…。
「最高でしょう!」そんな波乗り人間特有の超ポジティブ思考コラム

風の日の新たな楽しみ!

2010-02-26 12:00:00 | 日記



昨日は風速8メートル前後の南風の下、
メンバーのIさんとダウンウインドに挑戦。
ハッキリ言ってハマります、これ。

スタンドアップパドルは風に弱く
風速4メートルを超えると立って漕ぐのはつらい。
そこでハワイなどで流行っている
ダウンウインドをすることになったワケです。

まずはクルマで長者ガ崎までボードを積んで移動。
そこから一気に逗子海岸を目指して追い風の中をパドルします。
追い風なので楽そうに思ってしまいがちですが、
途中にある小磯、名島までは斜め後ろから風を受け、
さらにパドル中は横からウネリが入ってくるので
バランスを保つのがかなり大変。
あっと言う間にふくらはぎがパンパンに。

真っ直ぐ漕いでいるつもりでも
斜めからの風を受けてどんどん磯に流されていきます。
それをスウィープ・ストロークという漕ぎ方で
なんとか方向を修正しつつ進みます。
そして、名島沖に出たら一気に追い風を受けて
ウネリに乗りつつダウンザラインで進みます。

ところが真後ろから風を受けるということは
真後ろからウネリがくるということでもあります。
見えないウネリに反射的に対応しながら漕いでいると
三半規官が鍛えられているのがわかります。

どうりで海外のトッププロ・サーファーが
トレーニングとしてダウンウインドを取り入れてるワケです。
風の日の新たな楽しみを発見したのでした!





で、最終的にIさんが編み出した技が、これ。
漕いでるより、こうやって風を受けた方が速いかも?
確かに漕いでいるのとあまりスピードは変わらない。
ムササビみたいな袋を脇に付けたらさらにいいかも?

かなり格好悪くなりそうですが…。

もちろんこのダウンウインドは危険を伴うので、
風の強さや向き、うねりの高さや方向、
さらに自分たちの実力を十分に考慮して
慎重に計画を立てる必要がある海の遊び方です。

防水の携帯電話を持っていくのはもちろんのこと、
自分がいつ出発して、いつ頃に到着するかを
スタンバイしてもらう誰かに伝えておく必要もあります。

その辺の準備も忘れずに!

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