ホンマ、天才やねこれ書いた水野くんちゅう男は。
本開いた瞬間から、うぁ、オモロ!って感じやったもんな。
おい、コラ!そこの自分「いまさら『夢をかなえるゾウ』、古っ!」
そう思ってるんとちゃうか? 思ったやろ? そやから四流やねん、自分は。
今からめっちゃ重要なこと言うから覚えとくんやで。
「絶対に成功する。金持ちいなれる」って本が出たとするやろ
すると本屋の前にぎょうさん人が並ぶやんか。アホや。
ええか、レジに並んでる奴に成功者がおるか? 億万長者がおるか?
絶対におらん。ひっとりもおらん。アホと四流ばっかりやで。
みんな「この本を読めば成功する、儲かるかも」読んで盛り上がって
つまり金を払って怠けたい、ラクしたいだけやねんか。
みんなと同じ本読んで成功者、億万長者になれるんやったら、
100万部売れたベストセラーの後は、100万人の成功者が増えるか?
100万人の億万長者が増えるか? 絶対に増えへん、ありえへん。
たった一人だけ、その本をアホに買わせて印税もらう著者だけや。
せやから「ブックオフ」で今、あえて「夢かなえてくれる象」なんやで。
「古っ!」て思うた自分、気いつけや、バチ当たるで。
それとな、どんないい啓蒙本を読んで感動してもな、
座って読んでるうちは座ってるだけ、寝て読んでるうちは、
ただ寝てるだけなんやで、実際。内容やら感動なんて関係あらへんねん。
立って行動して、初めて自分のものになる、自分が変われる、そんなもんなんや。
ちいさなことでもええねんで。靴を磨くとか、トイレを綺麗にするとか。
結局は小さなことの積み重ねなんや、自分を変えてくことは。
いや、我ながらスケールの大きい、いい話しやったけど、
関西弁で書くんは疲れるわ、ホンマ。もう辞めよ、帰ろ。
【関西サーファーの課題】 本はブックオフで買う