一番好きな言葉は?って聞かれたら、多分
Living with the edgeって答えるでしょうね、きっと。
自分を追い詰めること、淵に立つこと、いろんな意味でね。
大きな波が立っている海に入るのも一緒。
怖くて怖くてしょうがないけど、沖にパドルアウトして
セットがきたときに波を捕まえる瞬間。
精神的にギリギリの環境下にはお世辞もなければ、謙遜もない。
タテマエもなければ、とりあえず…なんて間合いもなし。
真剣勝負、言い訳無用、危ういけど、確かな何か。
理由のない自信、疑心、確信、そして行動…。
このエイミーは淵のこっち側いいたときの最後のライブ。
多分、すでにトロトロだけど、ヘロヘロじゃないし、ドロドロじゃない。
でもこの後、27歳で逝く前のライブの多くは
目を覆いたくなるような悲惨な光景、つまりあっち側の姿。
結局、淵を踏み外してしまったのでしょうね、不本意にも。
ちょっと前まではライブに行きたいアーティストの
間違いなくナンバー・ワンだったのに、エイミーは…。
でも彼女のライブはもう、観られません、どんなにお金を払っても、ね。
OCEANSのメンバーの皆さん、
エイミー・ワインハウスから学びましょう、
トロトロはいいけど、ドロドロは不幸の入り口です。