芋と大航海と私

大航海時代OnlineのZephyrosサーバでプレイ中。

一億総揚げ足取り

2006-01-31 07:56:19 | Weblog
「人の心はお金で買える」

今や容疑者となった堀江氏が公言していたことですが、
今になってこの言葉が持ち出され盛大に批判されています。
自分の記憶の限りでは捜査のメスが入る前からも
批判は出ていましたが、ここ最近の勢いとは比べようがありません。

あのー、彼が本当にそう思っていたと思ってるんでしょうか?
もしも本当に人の心がお金で買えるなら、
彼はTV出演などせずお金だけ出してCMを打っていたはず。

…どうしてそうしなかったか?

それは、彼もまた知っていたからですよ。
人の心を最も動かすのは、やはり人の心であることに。

彼は、金稼ぎを醜いものと見がちな日本の風潮に一石を投じたかったのでしょう。
お金が全てではないが、お金が無意味なものであるわけでもないと。

まぁ、犯罪に手を染めてしまえば逆効果なんですけどね。

米国産牛肉輸入再禁止

2006-01-21 12:22:41 | Weblog
驚異の十文字熟語なタイトルはいいとして、
輸入再開から一ヶ月でボロが出たそうで。

元々輸入に賛成だった人は「大層なリスクじゃないんだから食べる側の自己責任でいいだろう」と言い、
元々輸入に反対だった人は「それ見たことか。輸入再開を決断した奴はどう責任取るんだ」と言う。

どっちの言い分もわからなくはありませんが、
様々な場所・形態で売られる牛肉の摂取を自己責任で防ぐのは大変な話。
結局牛肉が関わるものを全排除しない限り不安はつきまといます。
だから、水際で危険部位をブロックするのは最低限必要なことだと思います。

一方で、「危険部位の除去を前提とした輸入」を再開した国の判断は
私は今でも間違っていないと思います。
今回責められるべきは、ずさんな管理しかできない(するつもりがない)のに
条件付の輸出再開に応じたアメリカ側だけです。

今回は、アメリカが約束を破ったわけで以前とは更に状況が変わっています。
商売で一番大事なのは信用ですが、アメリカ牛肉はそれを失いました。
どんなに反省し、どんな条件を持ち出したところで信用がなければ無意味。
今度輸入を再開したらさすがに日本側の判断を非難しますよ。