家に着く直前に、ふと見上げるときれいな星空。
大きく横たわるオリオン座。
ああ、やっぱり夏は終わったんだと、改めて実感。
昔、オリオン座に恋するちょっと変わった女の子の役をやったことがある。
冬に星空を眺めているのが大好きな「星野冬子」という名の女の子
（なんてわかりやすいネーミングだ！）
その少女の日常と、ギリシャ神話の神々の壮大な世界がシンクロして
不思議で面白い物語。結構好きな作品だった。
でね、その子はよく夜空を見上げてオリオン座に話しかけるのよ。
だから私もその気持ちになってみようと
稽古帰りに自転車こぎながらオリオン座を見つめてね、台詞の練習したものだった。
（そしてたんぼに落ちたことも・・）
そんな事があってか、今でもオリオン座はちょっと特別な存在。
旅先の空でも輝いているのを見つけると、なんだかほっとするし
疲れて帰って来た時も、明日は良い日になりそうな気がしてくる。
忙しいとね、空なんて見上げずに過ごしてしまっちゃってるよね。
星なんて見えないもん！って思ってる？
それがさ、都会でもしばらく見ていると星の一つや二つは案外見えたりするもんなのだ。
しばし立ち止まってオリオン座を見つけてみる。
そしてついでに深呼吸。
これからますます澄んでいく空気が、元気をくれること間違いなし。
簡単なんで、やってみるべし！
ちなみにオリオン座。
おっさんやん・・
