HEP HALLへダッシュ。
すんごい幸せな気持ちになり、
写真集も買ってしまい、
収録の待ち時間に、スタジオで見ていたら
「そんなさあ、他人の子供見て面白いの?」
とか言われた。
いや、そういう記念写真ではないんだよな。
それに、他人の子っていうより、
「これぞ日本の子供」って感じ。
少女の本当の名前は「未来」ではないらしい。
写真家「川島小鳥」さんがイメージした「未来ちゃん」の世界。
佐渡島に住むとある少女をモデルにして撮影したものらしい。
あ、でも、写真を見たらわかると思うけど、
彼女にポーズをつけて撮ったわけじゃないよ。
自然な彼女を追いかける中で、
描いて行った「未来ちゃん」の世界。
建物、風景、周りの人。
ちっとも知らないのに、懐かしい。
泣いて、笑って、ふくれっつらして、
真っ赤なほっぺに、かっぴかぴの鼻。
指は絆創膏だらけだ。
お世辞にも片付いてるとは言えない部屋で
おじいちゃんに登ってにんまり。
顔中、アイスをくっつけて・・
道路脇の溝にすっぽりはまり込んで・・
雪まみれ、泥まみれ、葉っぱまみれ。
「ほらほら、写真撮るから、チンってして!」って
無理やり鼻を拭かれる図や声がふと、浮かぶ。
普段、家庭では写真に残さない、「チーズ」と構える前の表情が
たっぷり・・
私は、終始ニコニコして観てた。
いわゆる「わー、可愛い♪」ものと、ちょっと違う可愛さと。
生命の力と、空気や音を感じながら。
未来ちゃんが時折見せるアンニュイな表情や
鋭い視線にはっとさせられながら。
いつの間にか、どこかに忘れて来てしまった何か。
はっとさせらた人もいたのでは・・
不思議と、ぐっとせまってくる作品も。
会場を出ると、大きな写真と畳!
ご自由にお写真どうぞ。
ってことで、ちびっこが次々乗っては、
畳の上を這い這いしまくっていた。
(入口の上にも写真が。あーあー。障子やぶいちゃって・・)
懐かしくて、頬笑ましい写真たちからは、
生きていく力がみなぎっていて。
幸せな気持ちと元気をもらったよ・・
※「未来ちゃん」(川島小鳥)
今回の展示会は終了。
写真集は、ナナロク社より2000円(税抜)で出ています。
ここには直接写真が載せられないので、
興味ある方、こちらの記事(デジカメWATCH)もどうぞ!
素敵な画像を是非見てみてね!
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