ど~も伊舞なおみです

怒髪天

怒髪天2015年新春TOUR『紅白利き歌合戦』   
2月14日(土) なんばHatch


怒髪天
左から Ds. 坂詰克彦さん、Ba. 清水泰次さん、私、Vo. 増子直純さん、Gu. 上原子友康さん

開始を待つまで
美空ひばりさんの名曲などながれ、『紅白』風な雰囲気?たかまる。
昨年、「男呼盛“紅”」「歌乃誉“白”」
あと、実は「金」まで出してしまっているので
今回のツアーは重みたっぷり。曲数もがっつり。

日本最おそ武道館など精力的に活動をした30周年を終え
「ここから先はもうなにもないぞ!」
と宣言。

「若い音楽は早すぎて聞き取れない」から
自分たちの曲を3倍速でやってみたら?みたいな展開に。
ささっと弾く王子・上原子 友康氏
「なんで弾けるんだ。」と慌てる増子さんの横で
練習してみてるシミさん(Ba.清水泰次氏)

ライブでまだやりなれない曲も多いので、
坂さん(Ds. 坂詰克彦氏)が謎のフレーズをたたいたんじゃないかとか
ダメだしあったり、

ぐだぐだ・・
でも、そんな
4人の雰囲気も好きなんだ・・

そしてぐだぐだ喋ろうと何を言おうと、やっぱり
彼らの演奏には力強さと
真実味があるんだなあ。

30年続けていると色々あって・・
恥ずかしい見られたくない過去もあるのに、
そんなものを集めたような写真集が出てしまったと照れる。
※「怒髪天 色あせぬ花」(撮影/監修:菊池茂夫)

で、
俺の自伝 『歩きつづけるかぎり』を一緒に読むと
その写真の意味がわかるでしょう・・と。

さすが元実演販売人!
たくみにみんなの購買意欲をそそる!?

でも本当にこの30年の厚みを
双方合わせて見る、そしてまた聞くのも一興。
おススメです。

増子さん曰く「恥ずかしい」写真集は、
北海道から出てきた彼らをずっと見守っていたカメラマン
菊池さんだからできた作品。
タイトルは「色あせぬ花」

アンコールでその同じタイトルの曲
「色あせぬ花」を披露。

すーっとサス(明かり)がメンバーひとりひとりに落ちて
躍動していたライブの自由な空間から
時間を超えて遠くを見つめるような空間に。

20代前半に作ったと思えない渋い曲。
怒髪天と言うバンドの軌跡を想う。

いっぱい笑って、はしゃいで、

最後の最後に涙。
「生きてまた会おう」

その涙が、いつもの感涙と違う気がして
神妙にみつめるお客さんたち。

そう・・
実はもう皆さんもご存知のように
この日の朝、シーナ&ロケッツのシーナさんが亡くなられた。
その悲しみに「お客さんをつきあわせるわけにいかない。」と
楽しく力強いステージをこの日も届けてくれていたのだけれど。

「今日は、この言葉が重い。
でも大切なことだから言うよ。

生きてまた会おう。」

受け手も送り手も生きていく中で色々あって
元気届けたり、もらったりして
怒髪伝のライブ見て、また仕事頑張ろうって帰っていくお客さんはほんとたくさんいて

だから

この言葉は
重くても支えなんだ。

それぞれにそれぞれの想いと重なって
胸に響いた夜。でした。

※怒髪天ホームページはこちら

LIVE DVD&Blu-ray「ドハツの日(10・20)特別公演 怒髪天スーパーライブ ~秋の大感謝祭 "30(サンジュー)ベリーマッチ"~ LIVE AT NAKANO SUNPLAZA」が
2015年3月18日(水)に発売されます。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「music」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事