「キダ・タロー名曲集」
というタイトルのコンサート。
昨年末、作曲活動６０年の集大成として３枚組のＣＤ
「浪花のモーツァルト キダ・タローのほんまにすべて」をリリース。
それを受けての記念的コンサート。
関西人なら誰もが知ってるあの曲、この曲が！
おなじみすぎるフレーズが！
混声合唱団の歌声とオーケストラの演奏で
生の迫力で繰り広げられる。
なんとも、おもしろい・・・
この不思議な感覚、
他のコンサートでは味わえへんよ！
「かに道楽」の「とーれとれ ぴーちぴち・・」からスタート。
前半はＣＭソング集。
ＣＭで流れる分は一瞬でも
実はちゃんと３番まであるのよ・・と
フルに聴かせてくれたり、
短さを生かした演出あり。
プロの世界の美しさ心地良さと
懐かしさ面白さがあいまって
楽しく前半終了。
後半は、番組テーマや歌謡曲を。
「プロポーズ大作戦」、「２時のワイドショー」、「花の新婚カンピューター」・・・
懐かしいなあって空気に会場が包まれる。
個人的には、「ＡＢＣヤングリクエスト」のテーマで
少々胃が痛くなったりしてね・・だはは。
嗚呼。駆け出しの頃の苦い思い出が！
途中、トークもキダ先生節、炸裂。
会場を笑わせて、楽しい空気へ運んでくれる。
そんな中、
先日の台風で殉職された
加古川市中央消防署志方分署長・南節男さんのことを話され、
想いを込めて
「ふるさとのはなしをしよう」
「わし、あかんねん。泣き虫やねん。」
なんておっしゃってましたが
そのあったかい気持ちが
場内にも、演奏とともに伝わりました・・
そうそう、「おめでとうのうた」は
感動しちゃったな・・
ラジオでずっと聴いていたもん。
会場から選出されたお二人（誕生日が近い方）の名前を
歌に入れて生演奏。
照れくさそうに所在無げにステージに立ってらっしゃったお二人。
一緒に嬉しい気持ちに。
本編フィナーレは
あの名曲！？
「アホの坂田」
壮大な演奏と迫力ある歌声で・・
かっこいいやらオカシイやら。
ふと、第九みたいに、市民１万人とかで合唱したらどうだろ
なんて想像してしまった。
もちろん、アンコールあり、
さらに加古川のみんなに作った今日のための一曲あり。
特別な時間を、堪能！
一味、ふた味違う、クラシックコンサートでした♪
加古川駅前にいた警察犬？
安心安全。守ってくれてます！
