今日は「今井町並み散歩」の会議がありましたので、すこし遅くなりました。
保存会の役員のみならず、自治会をはじめとする諸団体の皆さんも参加しておられます。
熱心に討議してよりよい「今井町並み散歩」にしようとしていますので、
ぜひご来町ください。
さて、シリーズ3回目の今日は「大和今井の茶粥」を紹介します。
これも「今井町並み散歩」の名物イベントの一つといえます。
茶粥は今でこそ、普段、目にすることは少なくなりましたが、
今井では昔から日常的に食べられていた伝統食です。
飽食の時代の今だからこそ、そして大和の今井でこそ
茶粥というものを見直してみたい食の一つとして復元しました。
お茶に関する色々な取組みの一環として、町家のかまどに火を入れ、
見世物にとどまらず、茶粥を再発見したいとの思いで開催しています。
また、「大和今井の茶粥」は食材のすべてを奈良県内の物産でまかなっています。
これは「大和の金は今井に七分」といわれた今井の最盛期に、
大和国の物品がすべて今井に集まってきたことをあらわそうとするものです。
かまどをつかって炊くため、一度に多くをつくることができませんし(40食が限度です)、
回数をこなすこともできません(4回以上は無理です)。
18日・19日の二日間で限定200食となっていますので、
「今井まちや館」にて、ぜひご賞味になってください。