blue-imagist

ヒカリノウズニノミコマレテ。

冬空の下

2007-12-15 | Words
雨上がり
明け始めた通りを帰る

くもりガラス
ワイパーで拭うみたいに

淀んだ気持ちが
吹き飛んでいく


慌てなくていい

この街で僕達はただ
暮していけばいい


冬の訪れ
肌を刺す空気が痛い

冷たい季節さえ
もう悲しくなんてない

木枯らしの歌で
落葉と踊ろう


慌てなくていい

この星の軌跡の上を
僕達は歩いていけばいい


この季節は今
燃えている

日差しは君に
向いている

この命は今
燃えている