自分でいるより他なく

強いものに憧れ

美しいものに心奪われ

そう在りたいと願うけれど

現実は

自分でいるより他なく

どう生きていくのかは

自らが絞り出すしか

それより他なく

これより他なく

人類が滅びて何が悪い

人類が滅びて何が悪いのだという

潔さの中で生きていくのだよ

ねぇ火星に行くだなんておよしなさいよ

ここに生まれたのも生きづらくなったのも

そりゃもう運命なんだ受け入れなさいよ

人間なんて変われやしないって

もうみんな気付いてるんでしょ

もしかして探しているの人類の終わり方を

都合のいい身勝手な言い訳を

ねぇ延命治療だなんておよしなさいよ

与えられた命はもう全うしたんだ

かっこいい引き際を見せて欲しいから

人類が滅びて何が悪いのだ

生きていくという事

忘れかけていた

生きていくという事

時を刻むという感覚

 

もう多くは望めない

だからこそシンプルに

生きていくという事

大丈夫

大丈夫

もう　みんな忘れたよ

心配しなくて大丈夫

大丈夫だよ


人の話は話半分

僕も全部がうろ覚え

飽きっぽい人だよね


だから大丈夫

考えなくて大丈夫

大丈夫だよ

空のこと

毎日を
何気なく生きている

叱咤されながらも
信じた感覚を見失わぬ様に

空のことなら
鳥に聞けばいい

僕らには
見えないことばかり


貴方は
それ程の人間ですか

大して代わらない
赤も黄色も青も黒も白も

海のことなら
鯨に聞くといい

貴方には
知らないことばかり


何処まで行けますか

何処まで見えますか


僕らには
行けないとこばかり

空のことなら
鳥に聞けばいい

メロンソーダ

危うさ

怪しさ

存在の意味

緑色の炭酸水

生きていく理由なんてなくても

世界が病んでいる

宗教という名の他力本願を武器に

罪無き命が奪われている

生きていく理由なんてなくても

僕等は笑顔でいられたのに


僕等は病んでいる

己の価値の為に全てが在るかの様に

好都合な話題に摩り替えている

生きていく理由なんてなくても

世界は自由でいられたのに

僕等は自由でいられたのに

開戦前夜に

戦うのか　勝ち目はあるのか
逃げるのか　逃げ場はあるのか

何故なのか　理由はあるのか
正しいのか　正義はあるのか

第三次世界大戦　開戦前夜に

僕等はまた罪無き人を殺しに行く
僕等はまた誰かの正義の犠牲になる

神様などいない
ここにあるのは与えられた
この命だけ

愚かなる人間劇場　開幕前夜に

他力本願の教祖
責任転嫁の王様
くたばれ

第三次世界大戦　開戦前夜に

愚か者になる日

はじめから人は愚かなのではない
何かを知ってしまった時から
人は愚か者になるのだ

産まれながらに愚かなのではない
怒りを抱いてしまった時から
人は愚か者になるのだ

前や後ろ　上や下を
認識する能力に欠けた
愚か者に　己は
成り下がってしまった

愚か者になる日
愚か者になる日

リアリティーお化け

嘘だろ誰かの真似だろ本気か冗談なんだろ

腐ってる腐ってる何の真似だ上級気取りか

一体あんたは何処で生きてる糞だ

無能な指導者に媚びる馬鹿だ

信じねぇ信じねぇそう俺はリアリティーお化け

リアリティーお化けなのさ