いまともフォト通信

いつどんな時も「いまとともだち」を忘れずにいたいネ....

ジョンのメッセージ

2009-12-08 | つれづれ
今日、12月8日は特別な日であると思っている人が多いのではないでしょうか?


ひとつは、1941年12月8日。

アメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して、日本海軍が行った航空攻撃「真珠湾攻撃」の日。


そして、1980年12月8日。

ジョン・レノンがニューヨークの「ダコタハウス」前においてファンを名乗る男に銃撃された事件。

ん~、これは衝撃的ニュースでよく覚えてます(年齢バレバレ)

アルバム「ダブルファンタジー」をリリースして間もなくでした。

ずっと子育てに専念していたジョンが、音楽活動を再開した矢先の出来事でしたからね。



「ニュー・アース」的(そんな言葉があるかどうか知れませんが)に言うと、

どちらも、人類の精神に付きまとう機能不全(狂気)の暴走が引き起こしたものである、という点では同じだと思います。

あくまで個人的な憶測ですが、ジョンは熱狂的なファン(精神異常者)によって殺されたということになってますが、

彼が行ってきたイデオロギー的な活動の影響力を考えると、背後に何らかの組織があったという陰謀説は否定できないと思います。


また、人類の歴史が殺戮や暴力を繰り返してきたことからも、人類の歴史は狂気の歴史でもあると言えるのかもしれません。

これは、自我の抱えている病的な部分、宿命みたいなもの。

だから、それを覆い隠して「良い人間になろう」としてもうまくいかない。

それは、自意識や自己イメージの強化を求める欲であることに変わりがないから。

「良い人間」それはなろうとしてなれる物ではない。


既に自分の中にある善を発見し、その善を引き出すことでしか、良い人間になれない。


エックハルト・トールさんは、先の「ニュー・アース」でそう述べてました。

これは、ダライ・ラマ法王も同じことを言ってましたね。


じゃ、その善を引き出すためにはどうしたらいいのか?


それには意識に根本的な変化が起こる必要がある、ということです。

本当の自分にかえること、本来が愛の存在であったと気付くこと。


あのマイケルも愛の存在であったと、映画「THIS IS IT」で感じることができました。

ジョンもきっと同じことを音楽を通して伝えようとしていたんだと思います。


でもね、オノヨーコさんはこう言ってます。

「ジョンのメッセージは決して殺されません」って・・・。


そして個人的には、

そうそう、ちょうどジョンが亡くなったころ、

「失恋というのは歯痛なんかより、よっぽど辛いもんなのよ!」

と、身をもって教えてくれた人の誕生日で・・・。












ε= (´∞` ) ハァー