北イタリア 2016.6 1(準備～出発～アムステルダム）

１月のローマ、ナポリ旅行のブログをせっせと作成していた３月に
急に仕事の都合で６月に休みが取れることになったので　
スクロヴェーニ礼拝堂とパラッツォ・テに行くのは今しかない～
と思いたち北イタリアに行くことにしました
出発まで３か月弱しかないので急いで行き先、飛行機、ホテルを決め始めました

パドヴァとマントヴァは必須　日程は現地５日　
６月中旬に関空からヨーロッパの都市を経由して
ヴェネツィアのマルコポーロ空港に行く便があまり無くて・・・
マントヴァに行くのにはヴェローナに泊まる方がいいから
行きか帰りはヴェローナ空港がいいし・・・
値段と時間を考慮して結局ＫＬＭに決定
金額が６月なのに１月に行くのと変わらない１０万チョットでした。
問題は・・・行きのアムステルダムでの乗り継ぎ時間が５時間あること
ヴェネツィアのマルコポーロ空港到着が夜の１０時２５分と遅いことでしたが・・

ホテルも考えに考え・・・・
ヴェネツィアに夜遅く到着してヴァポレットに乗ってよくわからない
ヴェネツィアの街を歩いてホテルに行くなんて絶対無理だし～
パドヴァやヴェローナに行くのには電車駅の近くの方がいいよね～
ということで、メストレ駅前のホテルにしました
ヴェローナも駅から歩いて行けるところにしました
１月のローマとは違ってお値段は高めでしたが
結構キレイで快適だったのでよかったです

電車のチケットはトレニタリアのサイトで早く予約したら安く買えるんですが
予定は未定ということで今回は現地ですべて買うことにしました

今回の旅行で予約が必要なところが
スクロヴェーニ礼拝堂とドゥカーレ宮殿（結婚の間）
当日行っても大丈夫かとは思ったんですが
見れないことがあったら一生後悔するので（大げさ）予約していきました
　２つとも「VIVA　TICKET」というサイトに登録してから予約する仕組みに
なってました。ローマのボルゲーゼ美術館は「TICKET　ONE」というサイトに
登録してからの予約だったので　こういう美術館関係の予約サイトを
イタリアで統一してくれたらいいんですけどね～

旅行行程は
１日目　ヴェネツィア本島
２日目　ブラーノ島・ムラーノ島・ヴェネツィア本島
３日目　パドヴァ
４日目　ヴェローナ
５日目　マントヴァ

ではでは　旅行日記の始まり～

６月１１日
最近１月にしか海外に行ってなかったのでオンシーズンの関空の人の多さにビックリ
２時間前に空港に着いてＫＬＭのカウンターに向かうと
まだ２人しか並んでなかったのですぐにチェックイン出来たのですが
１時間半前の時間に見たら長蛇の列になってました
早目にチェックインしといてよかった～
チェックインを担当してくれた人が日本人で無かったので
日本語がたどたどしく私の質問が上手く伝わらなくて・・・
そのあと　免税店でのお買物でも店員はほとんど中国人と韓国人ばかりで
ここはどこの国かわからん状態でした～

ゲートに着くと見えましたよ～
ブルーの機体　ＫＬＭの飛行機が

１０時２５分発でしたが、早めに揃ったのか１０分には動いてました
機内食はまぁまぁ美味しくＣＡの方々も感じよくて
ずっと映画を見てたからか１２時間弱のフライトもあっという間で
アムステルダムのスキポール空港に到着しました
１５時に到着して　次が２０時半発と待ち時間が５時間あるので
アムステルダムの街にちょっと観光に出ます

本当はすぐに「arrival」の方向に進んだらすぐに出国できたんですが
乗換便の状況も確認したかったので「transit」の表示に従って進むと
厳しい保安検査を通ることになってしまいました
手荷物や上着はもちろんベルトコンベヤーみたいのに乗せてチェックされて
人間は透明の円柱のケースに入って足を肩幅に広げ
両手は上げて全身スキャンでチェックです～
初めて体験しましたが、どこまで見えてるんですかね～怖いわ～
その後保安官が体を服の上から全身をくまなく手でものすご～く触ってチェック
あ～ビックリでした

少し前に隣国ベルギーで大規模なテロがあったから仕方ないかな・・・
その後ヴェネツィア行きの便の確認をしてから「arrival」の方向に向かって
出国　イミグレーションのお兄さんに「どのくらいの滞在？」
「２時間です！２０時３０分のフライトでヴェネツィアに行くのですぐに戻ってきます」
「２時間？」上目使いにチラッと見てあきれ顔でした

到着ゲートを出ると目の前は広場のようになっていて
飲食店もあるし、電車の切符の自動販売機もあるし人も大勢行き来しています
電車の駅はこの広場からエスカレーターで下に降りるだけで
改札はありません　早速切符を買ってアムステルダム中央駅へ

とその前に荷物をロッカーに預けることに
コインロッカーは到着ゲートを出て目の前に広場を見たら
くるっと後ろを向くと下に降りる階段があるのでその階段を降りると
広いコインロッカールームがあります。
クレカで支払うようになっているのですが少し難しかったですよ～
緑のランプのロッカーが空きロッカーなのでそこに荷物を入れてから
ランプが赤になったらすかさず近くの操作盤にクレカを差し込んで
パスワードを入れるとレシートが出てきます
（私はクレカを差し込むのにモタモタして時間がかかって結局
係のおじさんにやってもらいました・・・）
出す時はレシートのバーコードを操作盤にかざすと自分のロッカーが
緑のランプに変わって取り出す仕組みです

荷物を預けてから広場の販売機で切符を買って（5.2ユーロ）
１６時５分発のインターシティーでアムステルダム中央駅へ
たった１５分で着くので便利～
着いてから外に出て駅を見ると

東京駅のモデルになったらしい？といわれるアムステルダム中央駅
本家はゴールドの飾りを使っているせいか豪華に見えますね
右の塔には時計　左の塔は風向計だそうです。

駅の前にはすぐに大きな運河が見えます
向こうに見える黒いドームの教会は聖ニコラス教会

運河を回るツアーも出ているようでしたが
何かあってヴェネツィア行きの便に乗り遅れるようなことがあっては
大変なので歩いて回れる範囲で観光することにしました

駅の前の大通りを歩いて行きます
振り返ると正面には駅　右手には旧証券取引所の塔が見えます
アムステルダムは自転車王国のようで道路には側道のように
自転車専用道路があります

さらに歩いていくと左手に第二次世界大戦の戦没者慰霊塔のある
ダム広場が見えてきます
この日は土曜日だったからか人がいっぱい集まってました

ダム広場の向かい側には大きな王宮が建ってます
今は迎賓館として使われていて見学も出来るようですが
１７時までなので今回は残念ながら外観だけで

王宮の横には新教会
ここは王と女王の戴冠式が行われてきた教会だそうです
普段は展示会場にも使われているみたいです

新教会には何やら時計のようなものが・・
なんでしょうね？

面白い乗り物が走ってました
みんなでペダルをこぎながらのカフェ？
自転車王国ですよね～
普通に車が走ってる道路を走ってます

大通りを１本入ると運河沿いに建物が並ぶ静かな景色が広がります

見れたらラッキーと思い訪れたのが「アンネ　フランクの家」です
世界各国からの観光客で長蛇の列だったので
残念ながらあきらめて外観だけ見ることにしました

長蛇の列があったのが入口建物で実際にアンネがアウシュビッツの強制収容所に
送られるまでの２年間を過ごしたのはこちらの家です。



実際に見てみると、予約して中も見るべきだった～と
少し後悔です

他に歩いて見れるところも無さそうだったのでブラブラ歩きながら駅に戻ることに・・
途中、イギリスのナローボートを思わせるボートハウスもいくつかありました



アムステルダムは運河が多くて人の住める平地が少ないため
住居は狭い敷地に高く作られる傾向にあるようですが
そういうのは嫌な人はボートに住んだりするんでしょうかね

１８時前に駅に到着
首都の玄関口の駅にふさわしい堂々とした美しい駅舎です

中にはアーチ型の柱が並んでいます
この奥にホームに上がる通路が延びてます

ホームは結構大きく　パリの北駅に行く電車なんかも停まってました

空港に戻る電車はロッテルダム行きのインターシティーです。
ホームは１４番ホームのａとなっていますが、ここは１つのホームが
前後でａとｂに分かれているので注意が必要で
間違えるとホームを走ることになります～

が、１８時１０分になっても電車が来ない！！
（オランダ語らしい言葉で何か放送されていましたが当然さっぱりわからず・・・）
よくわからないまま　駅員さんに「エアポート」はあっちと
指さされ同じ１４番ホームのｂに停まっている電車に乗り込みました
なかなか出発しないので少しヒヤヒヤしながら待つこと１０分
やっと出発して１８時３５分に空港に到着
コインロッカーから荷物を出して、厳しい保安検査を受けて
１９時頃ヴェネツィア行きのゲートに着いてから
まだ時間があるので軽くパンとか食べながら出発まで待ってました

アムステルダムの待ち時間　５時間・・・
行きたいレンブラントの絵が見れる美術館やゴッホ美術館は
すべて１７時で閉まってしまうので行くことが出来なくて
となると観光するところもさほど無くて
アムステルダム観光もちょっと微妙な感じでした・・
次、５時間の待ち時間があったらどうやって時間潰ししよう～

２０時半　やっと出発時間
外は夕日が眩しいぐらいにまだ明るいんです
が、日本時間は夜中の３時半　１時間４５分のフライトは爆睡でした

２２時２０分マルコポーロ空港に到着
小さい空港なので、飛行機を降りるとすぐに
荷物のターンテーブルのところまで着いちゃいます
荷物を待っていると、横にＡＴＶＯのバスチケットカウンターを発見
メストレまでのチケットを買っとくことに（８ユーロ）

１０分ほどで荷物も出てきたので、外に出て真っ直ぐに進むと
すぐにバス乗り場が見えるので案内板を見るとメストレ行きは
左手だったので左に曲がると乗り場がありました

２３時発のバスに乗って、２０分ほどでメストレ駅の向かって左に
少し行ったところにあるバスターミナルに到着しました
ホテルがそこから駅の方に向かって歩いて１分の
「ホテル　トリトーネ」
バスには結構地元の人らしき人もいっぱい乗っていて
みんな駅に向かって歩いて行ってたし、付近に怪しそうな人もいないし
治安の心配全く無し！という感じでホテルまで歩いていきました

ホテルのチェックインは、イタリア語でチャレンジ
イタリア語を２年も勉強してるので、今回の旅行はじゃんじゃん
話し掛けて行きますよ～
まぁ、チェックインはお決まりのフレーズだったんですが・・
私のつたないイタリア語にお付き合い頂いて
フロントのおじさま　グラッツェです～
お部屋は、予約が遅かったのでシングルが取れず
ダブルのシングルユースだったので広くて快適快適
その日は、日本時間ではもう朝の７時頃なので（日本との時差は７時間）
半端ない睡魔に襲われてすぐに寝てしまいました

明日からはヴェネツィア観光～