いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

採餌

2020年02月12日 | 鳥類
野鳥の採餌を観察した。


表紙画像のオオバンがウシガエルのオタマジャクシを捕まえた。オオバンは植物食傾向が強く、水生植物の葉を食べているところを時々見かける。昆虫類や魚類なども食べるそうだ。大きな魚の捕食を見たことがある。

オオバン, 2019.03



ツグミが川岸をちょこまか動きながら、餌を探していた。地面を時々突っつくが、何を食べているのかわからない。また、タイミングをすかされ、その瞬間を撮影できなかった。デジカメにプロキャプチャーモードが欲しかった。ツグミは雑食性で果実や昆虫などを食べる。



コガモ夫婦が頭を水中に突っ込み、仲良く採餌していた。コガモの食性は主に植物食。水底の藻類を食べているのだろう。



ヒドリガモ♂とコガモ♀が仲良く採餌中。ヒドリガモはコガモ同様、主に植物食。近くにそれぞれのパートナーがいなかったが、独り身なのか、採餌に夢中で離れてしまったのか。



2羽のメジロが早咲き桜にとまり、花の蜜を吸っていた。ちょこまか動き回るので、なかなか撮影できない。一箇所にとどまっているのが苦手なのだが、この時は5分以上粘って撮影した。メジロの食性は「雑食だが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食する(Wikipedia)」とのこと。



ダイサギが少し離れたところから首を伸ばし水中を覗き込む。獲物が見つからないと移動して、また水中を覗き込む。獲物を確認すると狙いを定め、水中に嘴を突っ込んだ。何を捕食したかはわからなかったが、魚類だとこの川ではコイやフナ、ヌマムツ、タモロコ、モツゴ、ドジョウ、カダヤシといったところだろうか。他にはウシガエルのオタマジャクシやアメリカザリガニなどが考えられる。Wikipediaによると「魚、両生類、爬虫類、昆虫、更には哺乳類や鳥類までも捕食する」とのこと。



ハクセキレイが浅い流れの流木の上で落ち着きがなかった。嘴を水面に近づけるが、 水を飲むわけではない。すぐに軽くジャンプして体の向きを変え、また顔を水面に近づける。何をしたいのかわからなかったが、上の写真の嘴の先にある白いものが流れてくると、それを咥えた。流れてくる餌を待ってそわそわしていたのか?そんなやり方で餌にそこそこありつけるものなのか?


ハクセキレイは雑食で昆虫やミミズなどを主に食べるが、咥えたものは何だろう。無機質なものに見え、美味しそうではない。


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