9月上旬に会ったトンボたち。
オオアオイトトンボ
上から雄、雌。
前回もそうだったが、見かけたのは雌ばかり。雄はようやく1頭だけ見つけた。
富士山麓の林縁にて。
アオハダトンボ
8月は毎回3頭くらいを確認していたが、今回は雄4頭、雌3頭、合計7頭を確認。最近羽化して数が増えたのか、気温が下がって観察しやすい場所に出てくるようになったのか?
この清流の水温を測定してみたら、14.7度(2017/09/09 13:13, 気温28.1度, 天気晴れ)だった。
アサヒナカワトンボ
上から雄(橙色翅型)、雌(無色翅型)。
今回は、雄(無色翅型)は見かけなかった。
柿田川公園にて。
ハグロトンボ
渓流、中流河川、田んぼ脇水路、池など様々な場所で見かける。
ミヤマカワトンボ
9月の第1週には3本の川でそれぞれ1, 2頭を見かけたが、第2週に見に行くと確認できなかった。
ミヤマカワトンボのシーズンはほぼ終了したようだ。
アオモンイトトンボ
川、湿地、池、田んぼなどでよく見かける。
一番上の個体は、胸部側面のスカイブルーが目立ち、普段見かけるものと異なる雰囲気を感じた。
アジアイトトンボ
初見。やっと会えた。
雄2頭を確認したが、雌は見つからなかった。
ここで羽化したのではなく、どこかの産地から分散してきたような気がする。
アジアイトの多産地を見てみたい。
クロイトトンボ
赤どぶ池にて。
セスジイトトンボ
田んぼ脇水路や池で確認。
ムスジイトトンボ
田んぼ脇水路でアオモンイトやセスジイトと混棲していた。
ミルンヤンマ
今年もミルンヤンマの産卵を見ることができた。産卵が始まってから30分経過してもまだまだ続きそうだったので、この場を後にした。
ギンヤンマ
様々な水辺で連結産卵を確認。
タイワンウチワヤンマ
池にて20頭以上を確認。交尾飛翔も見られた。
コシアキトンボとよく縄張り争いをしているのだが、タイワンウチワヤンマが押され気味な状況を時々見かける。タイワンウチワヤンマはコシアキトンボを捕食するので、ちょっと不思議に感じる。
夏に会ったその他のサナエトンボ(ウチワヤンマ、コオニヤンマ、オナガサナエ、オジロサナエ)は確認できず。こちらのシーズンは終了したようだ。
ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボの交尾は飛びながら行われ、3秒程度で終わるとのこと(via 書籍「日本のトンボ」)。雌自体を見かけることが少ないが、交尾シーンを見かけない理由がわかった。
コフキトンボ
6〜8月にコフキトンボを観察した田んぼへ行ってみると、姿はなかった。
写真は、池にいた2頭のうちの1頭(雌)。
コフキトンボのシーズンは終了のようだ。
ミヤマアカネ
6月下旬から7月には多数いた田んぼでは、見かけなかった。周辺で雌1頭のみ確認。
マユタテアカネ
富士山麓の里山にて。
この日は途中で雨が降ってきたのだが、小雨の中、飛び回る個体や交尾飛翔を確認した。土砂降りになったら、さすがに姿は見られなくなった。
ヒメアカネ
富士山麓の里山にて雄1頭を確認。
マユタテアカネには多数会えるが、ヒメアカネはあまり見かけない。
今年はまだ雌に会えていない。
コノシメトンボ
富士山麓の里山にて40ペア程の集団が連結産卵していた。初めて見る光景に驚くとともに感動した。
アキアカネ
コノシメトンボの集団産卵に混じって、単独産卵や連結産卵する個体を確認。
シオカラトンボ
田んぼ、近所の水路、川沿いなどで多数を確認。
ペアができ交尾が始まると、それを妬んだ他の雄たちが邪魔をし始め、あわよくば雌を奪い取ろうとする。その様子を見て、次の世代に遺伝子を残すことができる雄はどれくらいの割合なのだろうと思った。
オオシオカラトンボ
主に里山で確認。
この雌からは「やり遂げた」感が出ていた。
チョウトンボ
富士市の赤どぶ池とその周辺で2頭、浮島ヶ原の田んぼで1頭を確認。
チョウトンボのシーズンはもう終わり。
夏の間、ハスの花が咲き、チョウトンボ、コシアキトンボ、ギンヤンマなどが飛び回り賑わっていた赤どぶ池。この日は飛び回るトンボはほとんど見られず、寂しく感じた。
コシアキトンボ
久しぶりに雌を見た。
産卵中、1頭の雄が近くでホバリングをし警護していた。
ウスバキトンボ
田んぼ、池、川沿い、里山、街中などあらゆる所で見かける。
数が非常に多いため、翅を休めている個体もよく見かける。
池周辺で100頭以上のウスバキトンボが飛んでいる姿を見て、このトンボに耐寒性が備わったらどんな状況になるのだろうと思った。
##### トンボ観察結果@9月上旬 #####
オオアオイトトンボ
アオハダトンボ、アサヒナカワトンボ、ハグロトンボ、ミヤマカワトンボ
アオモンイト、アジアイト、クロイト、セスジイト、ムスジイト
ミルンヤンマ、コシボソヤンマ*、(オオ?)ルリボシヤンマ*、ギンヤンマ
タイワンウチワヤンマ
オニヤンマ*
ショウジョウトンボ、コフキトンボ
ミヤマアカネ、マユタテアカネ、ヒメアカネ、コノシメトンボ、アキアカネ
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ
チョウトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ
全28種
目視確認のみは * を付けた。
夏の間は当たり前のように会えていたトンボたちが、消えていく。夏のトンボから秋のトンボにバトンタッチする今の時期は、ちょっと切なくなる。
オオアオイトトンボ
上から雄、雌。
前回もそうだったが、見かけたのは雌ばかり。雄はようやく1頭だけ見つけた。
富士山麓の林縁にて。
アオハダトンボ
8月は毎回3頭くらいを確認していたが、今回は雄4頭、雌3頭、合計7頭を確認。最近羽化して数が増えたのか、気温が下がって観察しやすい場所に出てくるようになったのか?
この清流の水温を測定してみたら、14.7度(2017/09/09 13:13, 気温28.1度, 天気晴れ)だった。
アサヒナカワトンボ
上から雄(橙色翅型)、雌(無色翅型)。
今回は、雄(無色翅型)は見かけなかった。
柿田川公園にて。
ハグロトンボ
渓流、中流河川、田んぼ脇水路、池など様々な場所で見かける。
ミヤマカワトンボ
9月の第1週には3本の川でそれぞれ1, 2頭を見かけたが、第2週に見に行くと確認できなかった。
ミヤマカワトンボのシーズンはほぼ終了したようだ。
アオモンイトトンボ
川、湿地、池、田んぼなどでよく見かける。
一番上の個体は、胸部側面のスカイブルーが目立ち、普段見かけるものと異なる雰囲気を感じた。
アジアイトトンボ
初見。やっと会えた。
雄2頭を確認したが、雌は見つからなかった。
ここで羽化したのではなく、どこかの産地から分散してきたような気がする。
アジアイトの多産地を見てみたい。
クロイトトンボ
赤どぶ池にて。
セスジイトトンボ
田んぼ脇水路や池で確認。
ムスジイトトンボ
田んぼ脇水路でアオモンイトやセスジイトと混棲していた。
ミルンヤンマ
今年もミルンヤンマの産卵を見ることができた。産卵が始まってから30分経過してもまだまだ続きそうだったので、この場を後にした。
ギンヤンマ
様々な水辺で連結産卵を確認。
タイワンウチワヤンマ
池にて20頭以上を確認。交尾飛翔も見られた。
コシアキトンボとよく縄張り争いをしているのだが、タイワンウチワヤンマが押され気味な状況を時々見かける。タイワンウチワヤンマはコシアキトンボを捕食するので、ちょっと不思議に感じる。
夏に会ったその他のサナエトンボ(ウチワヤンマ、コオニヤンマ、オナガサナエ、オジロサナエ)は確認できず。こちらのシーズンは終了したようだ。
ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボの交尾は飛びながら行われ、3秒程度で終わるとのこと(via 書籍「日本のトンボ」)。雌自体を見かけることが少ないが、交尾シーンを見かけない理由がわかった。
コフキトンボ
6〜8月にコフキトンボを観察した田んぼへ行ってみると、姿はなかった。
写真は、池にいた2頭のうちの1頭(雌)。
コフキトンボのシーズンは終了のようだ。
ミヤマアカネ
6月下旬から7月には多数いた田んぼでは、見かけなかった。周辺で雌1頭のみ確認。
マユタテアカネ
富士山麓の里山にて。
この日は途中で雨が降ってきたのだが、小雨の中、飛び回る個体や交尾飛翔を確認した。土砂降りになったら、さすがに姿は見られなくなった。
ヒメアカネ
富士山麓の里山にて雄1頭を確認。
マユタテアカネには多数会えるが、ヒメアカネはあまり見かけない。
今年はまだ雌に会えていない。
コノシメトンボ
富士山麓の里山にて40ペア程の集団が連結産卵していた。初めて見る光景に驚くとともに感動した。
アキアカネ
コノシメトンボの集団産卵に混じって、単独産卵や連結産卵する個体を確認。
シオカラトンボ
田んぼ、近所の水路、川沿いなどで多数を確認。
ペアができ交尾が始まると、それを妬んだ他の雄たちが邪魔をし始め、あわよくば雌を奪い取ろうとする。その様子を見て、次の世代に遺伝子を残すことができる雄はどれくらいの割合なのだろうと思った。
オオシオカラトンボ
主に里山で確認。
この雌からは「やり遂げた」感が出ていた。
チョウトンボ
富士市の赤どぶ池とその周辺で2頭、浮島ヶ原の田んぼで1頭を確認。
チョウトンボのシーズンはもう終わり。
夏の間、ハスの花が咲き、チョウトンボ、コシアキトンボ、ギンヤンマなどが飛び回り賑わっていた赤どぶ池。この日は飛び回るトンボはほとんど見られず、寂しく感じた。
コシアキトンボ
久しぶりに雌を見た。
産卵中、1頭の雄が近くでホバリングをし警護していた。
ウスバキトンボ
田んぼ、池、川沿い、里山、街中などあらゆる所で見かける。
数が非常に多いため、翅を休めている個体もよく見かける。
池周辺で100頭以上のウスバキトンボが飛んでいる姿を見て、このトンボに耐寒性が備わったらどんな状況になるのだろうと思った。
##### トンボ観察結果@9月上旬 #####
オオアオイトトンボ
アオハダトンボ、アサヒナカワトンボ、ハグロトンボ、ミヤマカワトンボ
アオモンイト、アジアイト、クロイト、セスジイト、ムスジイト
ミルンヤンマ、コシボソヤンマ*、(オオ?)ルリボシヤンマ*、ギンヤンマ
タイワンウチワヤンマ
オニヤンマ*
ショウジョウトンボ、コフキトンボ
ミヤマアカネ、マユタテアカネ、ヒメアカネ、コノシメトンボ、アキアカネ
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ
チョウトンボ、コシアキトンボ、ウスバキトンボ
全28種
目視確認のみは * を付けた。
夏の間は当たり前のように会えていたトンボたちが、消えていく。夏のトンボから秋のトンボにバトンタッチする今の時期は、ちょっと切なくなる。