大船遺跡

2012年9月9日

朝も早くから「大船遺跡」を見学してきました。



南茅部町には、多くの縄文時代遺跡が点在し、特に縄文時代中期には５カ所の大規模な
遺跡が海岸に沿って並んでいる。大船遺跡は，これら中期の遺跡群のもっとも北に位置し、
大船川左岸の標高４５m前後の広い段丘上に形成された集落跡である。
～文化遺産オンラインより～

詳細は「北の縄文CLUB」のホームページをご覧ください。
とっても面白いページです。


遺跡の横には「大船遺跡埋蔵文化財展示館」がありました。
南茅部地域の主な縄文遺跡や北海道・北東北の縄文遺跡群について、パネル展示で紹介されています。
その他、出土した土器などの展示もあるようです。

もちろん、今の時間は開いてないですが・・・。


ここの遺跡からは大量の「石皿」が出土しています。
穀物などをすり潰すのに使われたと推定されています。


さて、遺跡ですよ～。
当時の村みたいですね～。今にも縄文人が飛び出してきそうです。

さてさて、竪穴式住居です。


思った以上にでかい！
ここの遺跡は他地区の遺跡に比べ面積が広く、深いようです。
現在発掘されている最大の竪穴住居は、深さが2.4ｍ、長さが10ｍ前後にも達するそうです。


住居跡が集合して重なったような場所もあります。
賑やかだったんでしょうね。


一部、家が復元された場所もあります。


あの穴は柱を立てる穴だったんですね。


この家なら厳しい冬の寒さも越えれそうです。


端の方に特徴的な「盛土遺構」がみられました。


魚や哺乳類の骨、木の実などが盛られていたようですが・・・
今では単に石がゴロゴロしてるようにしか・・・。

古代ロマンを感じる朝でした。

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