常総市の鬼怒川の決壊口です。
ヘリコプターから見た決壊口あたりです。右が鬼怒川。左方向に急激な流れがあります。
左下の四角い白い建物の、さらに左下にそのおじさんがいます。
きのうの午後、テレビはこのあたりの「救助」を中継することになりました。
突然始まった、この中継になにか「とまどい」を感じながらも見続けてしまいました。
きょう(11日)のニュース番組で、このおじさんの境遇の詳細を知ります。
この状態で、救出までに2時間ほどかかってしまったそうです。
なぜ、おじさんは電信柱につかまっている「ハメ」になってしまったのか。
おじさんの家は堤防から100メートルのところにあり、畑を見に出かけた時
決壊に出遭ってしまったというのです。
流されて、電柱につかまったというのです。
大きめの流木を捕まえて足元に置いています。
いざという時、電信柱が倒れたりした時か、その時、それにつかまっていようと
考えたのだそうです。
自分の家が流されるのも目撃したといいます。
奥さんと長男とは、避難所で再会でき、無事を確認したそうです。よかった。
中継の映像は、ヘリからの映像がほとんどでした。
また、その映像は、ヘリによる吊り上げる救出状況が中継されていました。
珍しい光景だと思います。
救出者はほぼ屋内いましたが、この「おじさん」は屋外にいました。
決壊口あたりではただ一人だったように思いますが。
電柱につかまる、「おじさん」の映像にはリアリティが今ひとつ感じられません。
ヘリからの映像は、その距離感ゆえか、この出来事の「リアル」を薄くしていた
ように思うのですが、どうでしょうか。
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