この描写にオドロク。電車の扉の表現力はなんだろうか。
アニメーション映画という領域で、この質感・描写力のレベルの高度さ具合・この高度さが
もたらすものはなんなんだろう。
描きやすいカット・場面にそれはとどまらない。
家庭内の平凡な風景もこの調子だ。
キッチンの青い炎、縁側にこぼれる灯りの斜光、いかがだろうか。
この視点はなんだろう。
電車の連結器の踏み板、なんだろう。しかし、目にしている。
駅の待合室、しかし、うしろからの足元、これもわからない。
なにげない空だ。この緻密さにもオドロク。
わたくしはこうして、新海誠ワールドに取り込まれ・引き込まれてしまった。
わたくし、「言の葉の庭」をテレビ放映でみただけであります。
宮崎駿監督が休止の今、新海誠監督をどう取り込めばよいのか。
アプローチの方向があまりにも違いすぎます。
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