いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

令和旅ゆく年くる年

2019年12月31日 | いろいろ
股旅(たび)の果て 令和の暮れに そば喰らふ


年越しのそばは、冷たいそばを暖かい肉汁つけでいただく

元号が変わって初の年越し。
暮れになって、寒さも本番といったところだろうか。
寒いのは身体だけではない。
消費増税や社会保険料の負担増、70歳定年の提言など、
若者だけでなく年寄りにとっても何かと、北の宿から。
日ごと寒さがつのります。

さて、今年の股旅を振り返ってみると。
北は北海道能取岬から、南は高知県足摺岬まで、
今年の相棒Ⅱの走行距離も実に2万キロに達しようというところ。
九州もLCCや鉄道で、長崎県や大分県、宮崎県へは足を運んだ。
残念ながら、異国を歩くことはできなかった。
日本各地、股旅の道中、印象に残る光景にはたくさん出会った。
なかでも、四国八十八か所お遍路めぐりで、
徳島県21番札所太龍寺や愛媛県65番札所三角寺などの
標高千メートルにも及ぶ山寺への狭くて急峻な登坂路での苦行。
また、秋色の広大な大地を見たくて北の国へ、北海道への股旅道中、
岩手県宮古から北海道室蘭へのフェリーから見た、
三陸海岸や下北半島尻屋崎の荒々しい海岸線の大自然など、
各地での、ハッとするような場面が、眼に焼き付いている。

そんな股旅の記憶と、新しい年の次なる計画に思いを馳せながら、
いつものように年越しそばを準備したヨ。

今回のそば粉は、山梨県北杜市の有名な老舗そば処に出向き、
分けていただいた今秋の新そば粉で臨んでみた。
そば打ちに使う水も、その近くの道の駅はくしゅうで汲んだ、
南アルプスの天然水、白州の水を使用。


山梨への道中


山中湖畔で休息


北杜市の山中にある


そば打ちの師と仰ぐ高橋名人の蕎麦庵でいただくざるそば


そば打ちで使用する水はここで調達


そば粉500g つなぎ無し


水220㏄ 


水回し ここの水加減が一番難しい


菊練り


練まとめ


延し台へ


延しはじめ


90度回転をくりかえす


巻棒延し


角出し


たたみ


そば切り


生めん出来上がり 7人前

つなぎ無し、そば粉だけの十割打ち、まずまずの出来映えかな。
ゆく年くる年、香り豊かなそばを喰らいながら、
新年を迎えたい。

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