イーマは健康で明るく、生き生きとした社会づくりに貢献します。

トータルヘルスケア実現のNPO法人イーマに属する会員のコミュニケーションの場です。

「本物の健康とは!?」3

2008年09月23日 | 顧問の先生
複雑な理論や禁欲的な戒律は、一般人にとってはなかなか受け入れにくい
ものです。
理想的な健康法とは、単純な理論と実践が可能な行動を含んでおり、
しかもその考案者と実践が実際に病なく100歳まで生きて証明が済んだ
ものである必要があります。


現在、地球上でこの条件を満たすのはまだ、一つしかありません。

この塩谷先生が「大健康力」という著書で詳しく解説された
「正心調息法」という健康法は、呼吸と精神に焦点を当てており、
とても素晴らしいものですが、食事というもう一つの柱については
全く何も述べられていません。


これが、現在、地球上で最高の健康法に欠けている唯一のものです。
健康方程式H=o+s+t で、健康=酸素+究食+感謝というものですが、
酸素という物質に続いて、究食という食事法を含んでいます。
酸素と究食を感謝をもって結合させること、これが健康方程式の
要点です。


健康は呼吸と食事と感情のコントロールによって達成され、
酸素と究食と感謝がその具体的な内容である、というのが
健康方程式が示すところです。


井上敬先生                    
【プロフィール】
1973年京都生まれ。京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院に救急医として勤務。
約1万人の急病患者を診察した結果、治療ではなく予防が医療の本質であると気付き、2005年に健康方程式を、2006年にThe Health Equationを出版。

また、人体を分割・細分化する生命科学ではなく、人間を総合・包括的に捉える倫理を普及するため2006年に生命哲学研究所を設立し、講演・執筆による一次予防に加えて、健診および産業医を通じた二次予防を行う。

座右の銘は、「信念を持った異端が世界を支える。」
尊敬する人物は、B.スピノザ、安藤昌益、C・ゲバラ、加藤周一。
将来の夢は、医学と娯楽が融合した健康管理施設を作ること。
ブログ:Welcome to Institute of Biophilosophy


【健康NPO法人イーマの健康セミナー】
健康NPO法人イーマ

「本物の健康法とは?」2

2008年09月16日 | 顧問の先生
ある健康法の考案者が100歳まで実際に生きた恐らく唯一の例が、
塩谷信男という内科医が考案した正心調息法という健康法です。

塩谷先生は1902年に生まれ、東京の渋谷で半世紀にわたって
開業医として診療にあたり、60歳のときにこの正心調息法という
呼吸法を考案し、自ら実践することで、75歳でエベレストに
無酸素登頂し、100歳でゴルフをし、105歳で亡くなりました。

正心調息法は、横隔膜という筋肉を用いた呼吸法と、イメージと
自己暗示を組み合わせた精神操縦術を組み合わせた健康法で、脳細
胞に酸素を最大限送り込むことをその骨子としています。

呼吸という極めて当たり前で基本的な生命の営みに光を当て、
それを極めて平易に解説したこの塩谷先生の功績は医学会では
ほとんど知られていませんが、おそらくノーベル医学賞に値する
功績であると思われます。


次号に続く

井上敬先生                    
【プロフィール】
1973年京都生まれ。京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院に救急医として勤務。
約1万人の急病患者を診察した結果、治療ではなく予防が医療の本質であると気付き、2005年に健康方程式を、2006年にThe Health Equationを出版。

また、人体を分割・細分化する生命科学ではなく、人間を総合・包括的に捉える倫理を普及するため2006年に生命哲学研究所を設立し、講演・執筆による一次予防に加えて、健診および産業医を通じた二次予防を行う。

座右の銘は、「信念を持った異端が世界を支える。」
尊敬する人物は、B.スピノザ、安藤昌益、C・ゲバラ、加藤周一。
将来の夢は、医学と娯楽が融合した健康管理施設を作ること。
ブログ:Welcome to Institute of Biophilosophy


【健康NPO法人イーマの健康セミナー】
健康NPO法人イーマ
次回の健康セミナーは、9月18日(木)18:00~20:00。
テーマ:
「ガンの末期には手をつくしてはいけない~逝き方上手は生き方上手~」

講師:
金重哲三先生 特定医療法人鴻仁会理事長

本物の健康とは!?

2008年09月11日 | 顧問の先生
数年前から日本では健康ブームで、様々な健康法が出版されています。

江戸時代の医師 貝原益軒が著した「養生訓」は少し古いかもしれませんが、
西勝造の「西式健康法」、桜沢如一の「マクロビオティック」、
野口晴哉の「整体」は、いずれも体系立った健康法で多くの支持者と
実践者を持っています。

しかし、この3名はいずれも80歳になるまでに亡くなっています。

そのほかにも「沖縄健康法」や「那須健康法」、「腕ふり健康法」や
「真向法」といった健康法がたくさん考案されていますが、驚くべき
ことに、ある健康法の考案者が100歳まで生きたという例は極めて稀です。

現在日本には百寿者が3万人もいると言われていますから、
ある健康法が効果的であると主張するためには少なくともその
考案者が自ら100歳まで生きてその効果を証明する義務があります。

次号に続く

井上敬先生                    
【プロフィール】
1973年京都生まれ。京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院に救急医として勤務。
約1万人の急病患者を診察した結果、治療ではなく予防が医療の本質であると気付き、2005年に健康方程式を、2006年にThe Health Equationを出版。

また、人体を分割・細分化する生命科学ではなく、人間を総合・包括的に捉える倫理を普及するため2006年に生命哲学研究所を設立し、講演・執筆による一次予防に加えて、健診および産業医を通じた二次予防を行う。

座右の銘は、「信念を持った異端が世界を支える。」
尊敬する人物は、B.スピノザ、安藤昌益、C・ゲバラ、加藤周一。
将来の夢は、医学と娯楽が融合した健康管理施設を作ること。
ブログ:Welcome to Institute of Biophilosophy


【健康NPO法人イーマの健康セミナー】
健康NPO法人イーマ
次回の健康セミナーは、9月18日(木)18:00~20:00。
テーマ:
「ガンの末期には手をつくしてはいけない~逝き方上手は生き方上手~」

講師:
金重哲三先生 特定医療法人鴻仁会理事長

8周年を迎えて

2008年09月06日 | 医療
NPOイーマはお蔭様で8周年を迎えたことを機に
更なる発展を目指し、皆様にお役に立つ健康・
予防・治療・介護等をご提供してゆくことに致しました。


当会の誇る優れた顧問の先生方に最新の情報を
ご提供いただき、適宜皆様にお届けする予定でおります。


顧問の先生方は様々な分野で活躍されていらっしゃる
プロ中のプロですので、必ず皆様の生活のヒントにして
いただけることが詰まっていると思います。

まずは次回のブログから開始させていただく井上先生のご紹介
をさせていただきます。


井上敬先生                    
【プロフィール】
1973年京都生まれ。京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院に救急医として勤務。
約1万人の急病患者を診察した結果、治療ではなく予防が医療の本質であると気付き、
2005年に健康方程式を、2006年にThe Health Equationを出版。

また、人体を分割・細分化する生命科学ではなく、人間を総合・包括的に捉える倫理
を普及するため2006年に生命哲学研究所を設立し、講演・執筆による一次予防に加えて、
健診および産業医を通じた二次予防を行う。

座右の銘は、「信念を持った異端が世界を支える。」
尊敬する人物は、B.スピノザ、安藤昌益、C・ゲバラ、加藤周一。
将来の夢は、医学と娯楽が融合した健康管理施設を作ること。
ブログ:Welcome to Institute of Biophilosophy


ご期待ください。


健康NPO法人イーマ
次回の健康セミナーは、9月18日(木)18:00~20:00。
テーマ:
「ガンの末期には手をつくしてはいけない~逝き方上手は生き方上手~」

講師:
金重哲三先生 特定医療法人鴻仁会理事長

米国出店規制の裏

2008年09月03日 | 健康
8月にアメリカのロサンゼルス市議会で異例の
条例が通りました。

ファーストフード大国アメリカで、新規出店を
1年間禁止する案が市長の署名待ちの状態だと
いうことです。

ちなみに南ロサンゼルスでは以内の飲食店の70%以上が
ファーストフード店で占められ、肥満者の確率も30%を
超えている現状に対しての危機感の表れとも言われている
ようなのですが、他の州や市でも追随が始まっていることから、
今後の動きが注目されます。

日本でも肥満率は年々高まっているというデータもあること、
多くの点でアメリカで起こったことが日本でも後に起こりやすい
ことから注意しておきたいことの1つですね。