著者は、Rule 14項で、
「作業後のメリットを考えるときは、作業後でしか味わえない
メリットを想定するとうまくいきます」といっています。
すなわち、リスクを減らす事だと言うのです。
Rule14 リスクを減らす
かけなければいけない電話なのになかなか実行に移せない。
そんなことはありませんか? 電話がおっくう。これはどういう心理なのでしょうか。
電話をして絶対に嫌な思いをしないとわかっていれば、すぐにできるはずです。
でも多くの人は、失敗したり、嫌な思いをしたり、させたりしたことがあるでしょう。
だから「今回もお互いに嫌な思いをするかもしれない」という予測があなたを引
き止めてしまっているのです。
テレアポなど、向こうが断ってもいい状況の場合はなおさらです。
嫌な思いをする可能性が高いと思っていると動けないのです。
その対策としては、まずリスクを減らすということがあげられます。
嫌な思いをお互いしないために、相手が都合のよさそうな時間帯を考える。
もしくは、メールで伝達できないかを考える。
また一万的なお願いではなく、相手のメリットも用意する、といった具合です。
電話をしたあとの自分のメリットの大きさを考えてみるのも効果的です。
電話をしたらスッキリする、アポが取れる、などの電話後の楽しみを考えると電
話しやすくなります。
◎「ごほうび作戦」は難しい
作業後のメリットという話に関連して、このこともお伝えしておきます。
なかなか作業を始められないときに「ごほうび作戦」を取る人がいます。
これが終わったら、お菓子を食べよう。
これが終わったら好きなテレビ番組を見よう。
目の前のニンジンを目当てに走ろう、というわけです。
しかし、実はこの「ごほうび作戦」はうまくいくことが少ないのです。
なぜなら、そのごほうびは「仕事が終わらなくとも手に入る」ものだからです。
何かをやって、ごほうびをもらう、ということであれば、「何かをやる」ということと
「ごほうび」が密接に関係していないと意味がないのです。
この仕事を終えたらお菓子を食べよう、と思ったとしても、実際は、仕事を終え
なくてもお菓子は食べることができます。
この作戦で仕事ができる人もいるでしょうが、これでは「弱い」のです。 *
お風呂が面倒な人が「お風呂に入ったらビールを飲む」。これはどうでしょうか?
もちろんお風呂に入らなくてもビールは飲めます。
しかし、お風呂に入らないとおいしいビールは飲めません。
お風呂に入ったあとでないとおいしいビールが飲めないということなので、行動と
ごほうびには密接な関係性があります。
こうしたごほうびであれば、効果は高いでしょう。
作業後のメリットを考えるときは、作業後でしか味わえないメリットを想定すると
うまくいきます。
イガ爺さん、耶馬の郷、今日も天気が悪い、といっても、昨日の雨は、恵みに雨になった?
ごほうびねぇ!? 耶馬ん婆は、より善い成果だろう!!いろんな実践には、過程が大切
目標達成できなかったが、しっかりと、頑張って(努力)やってきたのだ!?
では、目標未達で何がより善い成果だろうか。幸田露伴の「努力論」から
努力精進から実践力が培われ、次回に活かされると教わったよね。
実践努力は、今行うこと、未来先送りは出来ない!?
今日Ruleのちょっと深堀?しすぎかな :耶馬ん婆でした。
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