老子の言葉№36

老子：道経：辯徳第三十三

辯徳第三十三

知人者智、自知者明。

勝人者有力、自勝者強。

知足者富、強行者有志。

不失其所者久。

死而不亡者壽。

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人を知る者は智（ち）、自（みずか）ら知る者は明（めい）なり。

人に勝つ者は力あり、自（みずか）ら勝つ者は強（つよ）し。

足るを知る者は富み、強（つと）めて行なう者は志あり。

その所を失わざる者は久し。

死して亡びざる者は寿（いのちなが）し。

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私欲に打ち克ってこそ真の強者

人に勝つものは、相手よりも、いささか力があって強いだけのこと。

自分自身のわがまま勝手の私欲・私情に勝つものこそ、人間として精神

の最も強い、真の強者といえる。

 人間の私欲・欲望・個人持ちのわがままな善悪の判断の強さには、限界

がない。こうしてほしい、と思ったら、その気持ちをあくまでも満たそうとする

この考えが正しいと思ったら相手が屈服するまで押し通そうとする。

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自分の頭の中に浮かんだ自分に過ぎた欲望こそ、自分にとっての大敵で

ある、と心し、この大敵をなんとかうまく収めない限り、人生の満足感や

幸福感はない。

世の中を相手にして戦って、自分を充実させたり、自分を成長させることも

大切なこと？　　がー、時として、自分自身の頭の中に描いている私欲・我欲

我利・我見を破り捨て、それに打ち克つことも、大事である。

満たされるか、満たされないかわからない妄想・欲望のために、一回限りの

尊い生命を捧げては勿体ないではないか！！

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『我利・我見の制御さえ出来れば、何の修行もしなくても、悟った人なのである』

ってのは、ちょっと飛躍しすぎかな！！

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耶馬の里、昼過ぎ頃から少し風と雨が降ってきました、イガ爺、今、復旧作業中の

農水路が気がかりであるが、これも、先人たちが、大自然の懐に抱かれ、うまず

たゆまず、行ってきた事、今回の作業、川を掘り起こし新しい水源の確保をして

います。先輩の話だと昔使っていた取り口だとの事、一応水は勢い善く流れます

が、それも1日しか持ちません。　イガ爺はあきらめません。

これが駄目なら、次はこれを、駄目なら、これをと４案を思い描いています。

３案までやってみましたが改善なしであります。

４案には、崩壊した堰を復旧させる事、鉄筋を渡し、岩で埋めて堰をつくり

水を取る計画だ・・・・・・。

知人が鉄柱を２本持ってきてくれた、それを崩壊した堰に渡し、それに岩を当てて

堰を復活させたのだ、水害前の勢いで水が水路へと流れていきます。

後は、また２，３日様子を見て、きれいに仕上げる予定であります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと疲れ気味のイガ爺であります。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１７:00投稿