見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

不思議な神社

2021-03-25 22:28:59 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
知人から
福井県池田町が催す
『新作能面公募展』に入選したので
いかなる場所で展示されているのか
画像を送って欲しいとの依頼が舞い込んだ





画像を送り
 義務を果たした
    帰り道のこと

この山奥の里では
 今が蕗の薹のさかりである
   ことを見つけた

蕗の薹を求め
 フラフラと脇道にそれ----
   まるで導かれたように
 たどり着いたのが


苔むした
 ピラミッド状の石積み

 これは〜〜〜???



急傾斜の石段

 👤👤👤👤👤🐾🐾

その昔
継体天皇(現天皇家の祖とされる)の孫にあたる皇子が
この地で狼を捕らえ
この奥殿近くの岩窟に封じたという伝承

狼の祟があったのだろう
7月25日を祭りと定め
宮司だけが
赤飯をその岩窟に
    供えにあがり
村人は早々と灯りを消し
    息を潜めたという

祭祀は昭和20年頃まで
   おこなわれた

⛩⛩⛩⛩⛩⛩

伝承を
  読み解いてみよう


狼は→ オオカミ→ 大神

 山の神である

平和に暮らしていた
 山の神を奉る
  縄文の民(山の民)は---

ある日
 
鉄の剣で武装した
 渡来王朝の皇子によって
   封殺された

 祟が続いたのだろう
   鎮魂の祭祀が
  執り行なわれた


〜まるで
 もののけ姫の世界である〜


やはり私は
   ここに
     呼ばれたのだと
        思った


境内の蕗の薹が
みごとに美しく
採ることをためらったが

私は誇り高き
 縄文人の末裔である
  蕗の薹をありがたく
     頂くことにした




  おやすみなさい🙇







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