見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

萩の寺(臨済宗瑞源寺)からドングリの道へ

2021-11-14 22:16:41 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
越前「萩の寺」として知られる臨済宗妙心寺派高照山瑞源寺に行ってきました。
昨秋訪れたおり、銀杏大樹の
黄葉があまりにも見事だったので·······すが···。
残念、まだ早かったのですよ。
紅葉は盛りだったのでスコ~シ救われましたが~~🍁
それと、
八手の花の白が弾けて
清浄。 ⤵️


瑞源寺は、元々福井城内にある藩主松平公の居宅でありました。
内部の造りは広やかであるけど質素な趣で私には好感がもてます。
造り、器を豪華にして権勢を誇るような寺は性にあいません。
そんなこんなで、写経の会でお世話になりはじめました。
私の家は浄土真宗ですけど。

次回の写経の日には銀杏黄葉が楽しめるかもしれません☺️

本堂脇からの墓地路を辿ると忠霊場に出ます。

たくさんの墓石が並び、
「レイテ島にて戦死」などと刻まれた墓石が並びます。
辛い。
あの戦争で、たくさんの沢山の若者が駆り出され傷つき死にました。
戦争の主犯達の多くはは生き残り·····
その流れのもの達が日本を再び戦争のできる国へと🔥蠢き、公然と叫ぶようになってきたようです。
自分達の利権の為に、メディア総動員で危うい舵取りをしている彼らに怒りを覚えるけど、有効な反撃もできていない私たちもまた悲しい存在ですね。


のんきにこのようなブログを、したり顔でアップなどしていてはな~と思うけどのですが、
良い知恵がまわりません。
子や孫達のために何とかしなければと、想いばかりがつのるのです。


沈む気持ちで望む紅葉の赤は
少々キツイかんじでした。
レイテ島で、硫黄島で、ニューギニアで、という碑文ばかりが眼に浮かび、朱に染まります。
ドングリの道にたどり着きました。

たくさんのドングリ達と

心地よい山路に、少しほっとしました。




山を降り町中を辿り、瑞源寺
門前に到着です。

🙇🙇🙇

おやすみなさい🙇