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発信したいテーマ・モチーフ:写真や映像・音文化、Web等、経済・社会、放送雑感も。K・イシカワ

約30年前の訪れたアフガニスタンは平和で美しい国だった!

2009-08-16 12:08:13 | アート・写真
京阪百貨店のウエッブページによると

『写真家長島義明氏が今から約30年前の1977年に訪れたアフガニスタンは、戦争のない平和で美しい国でした。そこにはホスピタリティーに満ちた人々との出会い、子供達の満面の笑みがありました。』とある。

 展覧会を見ると今、これほどのテロや戦争で苦しんででいる国だと思えないくらいの差を感じる。

  1977年のアフガンはなんと魅力的な国だったのだろうか?

 必見の写真展だ。ほかに写真家長島氏自薦の作品が50点以上展示されている。

 キューバのカストロ首相がVサインを出した瞬間を捉ええた写真ほか見ごたえのある、作品を堪能できる。

 何度見ても見飽きない写真展だ。

 また写真集「アフガンからの風」(芸術新聞社)刊行

 展示の自薦作品は残念ながら掲載されていないが、アフガンに関しては十分収録されていて、思わず手が出る写真集で図録とも成る内容である。

 

 明後日18日(火)まで展示

 長島義明写真展 アフガンからの風 

   開催期間 8月6日(木)~18日(火)
  京阪百貨店守口店京阪ギャラリー7F)
●会期中無休 ●ご入場は午前10時から午後7時30分※最終日のご入場は午後4時30分まで ●入場料/一般 500円、大・高・中生 300円  ※65歳以上、小学生以下は無料(65歳以上の方は年齢の証明となるものを受付にご提示下さい)  ※当日のお買上げレシート(税込2,500円)ご呈示で、1名様ご入場いただけます。 ●主催/長島義明写真展実行委員会 ●後援/アフガニスタン大使館、大阪府、守口市、門真市、寝屋川市、枚方市、守口市教育委員会、門真市教育委員会、寝屋川市教育委員会、枚方市教育委員会、文化庁芸術家在外研修員の会 ●協力/日本写真映像専門学校、芸術新聞社 ●企画協力/PRC

 長島義明氏略歴

1942 大阪生まれ
1963 日本写真専門学校(現・日本写真映像専門学校)卒業後、日本全国を撮影
    1966年より現在まで、100ヵ国以上に及ぶ世界各地の撮影旅行を続ける

     ---中略---

2005 「世界の写真家10名が撮影する北京」に中国政府招待作家として参加
    国連60周年記念イベント・国際平和映画祭(別府)特別招待作家として
    「平和だった頃のアフガニスタン」展開催、講演を行う
2006 ロシア・サハリンの北西にある無人島シャンタールを撮影
2007 「平和だった頃のアフガニスタン」展(金沢国際文化センター)開催
2008 写真集「アフガンからの風」(芸術新聞社)刊行
現在、日本写真家協会会員、文化庁芸術家在外研修員の会会員

 略歴ほか京阪百貨店のウエッブページから引用提示。
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 ソ連の内乱介入が始まってからアフガンは一変する。

 ソ連の内乱介入に抗議してモスクワオリンピックは西側諸国は不参加。

 この内乱から覇権国ソ連と米国の代理戦争の様相を呈していく。

 アルカイーダとなるイスラム原理主義者は米側について戦い、力をつけてタリバンと言う集団から支持され、アフガン紛争の戦後、反米に変貌、今にいたる。

 国連軍が参加して欧米よりの政権が樹立されてが、内乱は一時的に治まったが。民衆巻き込む戦闘の結果、民衆がタリバンよりになり、力を盛り返し、現在にいたる。

 オバマ米国大統領はイラクから撤退してもアフガンには力を入れるという。

 核保有国パキススタンの核兵器がタリバンやアルカイーダの手に入り、それが9.11の同時多発テロのように活用されると数十倍の悲劇が生まれる。

 それを恐れるオバマ大統領、北朝鮮の核兵器も、抑え込むと同時にテロリストの手に入らぬよう細心の注意を払うためにもアフガンほか中近東・アジアへの軍の配備は不可欠だろう。アメリカ国民の命を守る役目を果たすだろう。

 アフガンやパキスタンを抑え込み、イランの核兵器保有を阻止する。

ここに眼目がある。

 大国に睨まれたアフガンに当分明るい未来は見えない。


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