
金剛山観光客撃たれる!南北統一を急ぐべきか?
南北統一を急ぐべき時がきたと思う筆者。西ベルリンは東ドイツのいわば”孤島”として、いつまでもつづくという諦めムードが1980年代半ばまであった。
ところがソ連でブレジネフ体制からやがてゴルバチョフに代わり、ソ連はペレストロイカで大きく変わった。共産党独裁下の部分的だが民主的良質な側面が発揮されたと言えるのだろうか?
ゴルバチョフ夫妻の個人の特長か?あるいは歴史的必然か?ハンガリーに風穴が開き、東ドイツから亡命者は続出、東ドイツのライプツッヒで民主革命が起こり、東ベ
ルリンへ波及、1989年11月にベルリンの壁崩壊へ到った。
東西ドイツと同じように分断国家ができた朝鮮半島。
朝鮮人民民主主義共和国は国名の通り民主的良質な側面がどこかにあるのだと思う。東ドイツが西に吸収されたように、朝鮮半島でも北が南に吸収されるのもそう遠くないとの希望的観測は馬鹿げているだろうか?
”北”にゴルバチョフ夫妻に代わる何かが北崩壊へ導くのを期待したい。
今度の観光客狙撃は軍のある挑発的行為だと思われる。この暴挙と悲劇を無駄にすべきでない。もはや統一を急ぐべき時期だという兆しを表わす悲劇的事件になるだろうか?
8月の中国・北京オリンピックはチャンスである。
それを恐れた軍の挑発行為が今度の金剛山観光客銃撃事件だと思うのは筆者だけだろうか?
写真説明:ベルリンの道、行く手にブランブルグ門がある。右手にベルリンの森。
右が歩道と左は自転車道が併行、自転車道へ歩行者は入れない。1999年9月筆者撮影。(ケイ・イシカワ)copyright:K.Ishikawa