武道場不動堂 道場開き式
来年還暦を迎える私は、75歳で自分の芸道の頂点を迎えるための環境作りをしてきました。
一つは、道場運営の基盤を、盤石にすることです。東日本大震災やリーマンショックのようなことがあっても、持続可能な道場の態勢作りです。これは達成しました。
一つは、神流とか神刀を名乗れる実体を持てるんか?ということです。身体の蓄(溜)と心の明暗を消して、気配の消えた霊性に至る修養を積みたいのです。これは道半ばで、還暦で原点に還って、歩み始めたいと思います。
そう思っているところへ、この九十九里町不動堂にこの建物を取得しました。剣を稽古するのに十分な天井高さであること。地名が「不動明王を祭るお堂」であることが気に入ったこと。そこでこの建物を「武道場不動堂」と命名し、私の個人的な修養目的また過疎地での社会貢献として、ここで稽古活動することにしました。
煩悩に惑わされない不動明王の力・空の知恵に帰依し、益々この道を奨励して参ります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。