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ら く が き ち ょ う

えほんや なずな店主いちみちゃん が
心にうかぶ よしなしごとを 描き散らす since 2005

ナーザ 海を騒がす

2005年09月29日 | すきなもの
 今も昔もアニメーションが好き。
 学生の頃は『プガジャ』でアニメーションの上映会のスケジュールを確認して、京都会館別館とか教育文化センターとか、大阪へも足を伸ばしていろいろ見に行った。毎月どこかで、何かしらの団体がアニメーションの上映会をやっていたのだ。
 『やぶにらみの暴君』『雪の女王』『ウォーターシップダウンのうさぎたち』といった長編や『霧の中のハリネズミ』『水牛と少年』など芸術性の高い作品とか、『桃太郎海の神兵』なんていう戦時中に作られた物も、みんなそういう上映会で見ている。
 今はビデオやDVDでみることができるのかな?
 そんな中で、私のお気に入りは『ナーザ 海を騒がす』だ。
 気に入りすぎて、このアニメの絵で絵本が出ているのを見つけたときは、店先で小躍りしてしまったほど

 中国の神話(?)『封神演義』から題材をとった、アクション活劇アニメ。
 三年も母体の中にいてようやく生まれたナーザが、仙人の弟子となるが竜王の息子を殺してしまったことで竜王を怒らせてしまう。竜王が起こした嵐によって人々が苦しむのを見て、ナーザは「母上、この体はおかえしします」と首に刃をきりりとあて自ら命を絶つ。そのとき肉体は消え、小さな光の玉が残る。
 仙人によって、光の玉から蓮の化身となって蘇ったナーザは竜王とその眷属に戦いを挑むのだった。
 かわいらしい絵柄のわりに、アクションがハード。八面六臂に変身するナーザはかっこいい。また、竜王の立場に立つとナーザは乱暴者だし、ナーザ側に立つと竜王は横暴だし、正義ってなんだろうと考えさせられる作品だ。

 『封神演義』ではこの後、ナーザは太公望のお弟子になっているらしい。
 
 
 
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
封神演義、面白いですよね。 (まゆゆ)
2005-09-30 00:16:31
 そうえば、あの本、前の会社の同僚に貸したままだなあ。どうなったやら。
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封神演義 (いちみ)
2005-09-30 13:44:59
 7~8年前に週刊少年ジャンプで連載されていた『封神演義』(藤崎竜)には、わたしもハマりました。

 講談社文庫『封神演義』(安能務)も読んだし  

 アニメ化されたときも、録画予約して見てたなぁ 

 このあたりからは、娘も息子も興味を持ちだして、母子できゃあきゃあいいながら、PS2用のゲームソフトも買って遊んだし

 今、完全版と称してA5版の豪華本が出版されておりますが……買いそろえておりますよ

 
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