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おきなわ脳卒中地域連携推進委員会総会
日時:平成27年9月30日(水)19:00~21:00
場所:沖縄県医師会 3階ホール
参加者:医療・介護関係者170名ほど
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沖縄県医師会から講演依頼あり、「全例登録を原則とした脳卒中地域連携電子化パスの運用とデータ解析」というテーマで、1時間ばかりの講演をしてきました。
沖縄県では、おきなわ津梁ネットワークという、特定健康診査のデータ参照をベースとした医療情報ネットワークを構築しており、そのほかに、糖尿病、脳卒中、急性心筋梗塞の地域連携パスも運用しています。
しかし、連携パスはIT化されているわけではなく、したがってデータ解析もすすんでいません。そんな背景もあり、当地区の全例登録によるIT化された地域連携パスに学びたいとことで、今回講演の機会を頂いたというのが経緯です。また、沖縄県医師会から数名、3年程前、Net4Uの視察に来鶴しています。
講演後には、「おきなわ津梁ネットワークを普及させるために ~めざせ!脳卒中全例登録~」とのテーマでのパネルディスカッションが行なわれました。急性期、回復期、維持期のそれぞれの代表者と私がパネラーとなり、私の報告に対する感想、おきなわ津梁ネットワークの課題などについてフロアーとともに意見交換しました。
鶴岡に対する感想として、急性期の熱意を感じる、経済的な基盤が違う、(鶴岡は)ITに慣れている、地域の規模が違うなどの意見がありました。
おきなわの脳卒中地域連携パスは、病院数も多いためデータの管理、運用は大変そうでした。また、維持期へはほとんどつながっていないのが現状で、どうすれば鶴岡のように多くの医療機関が維持期施設として参加してもらえるのか、という質問も頂きました。
総会のあとの懇親会では、泡盛と郷土料理で歓待頂きました。



