Office Dragon

やることがなくなったら見るブログ

※土日は更新していません

甘いもの

2007年02月14日 | うまいもん
お世話になります。
Office Dragon です。

甘いものに目がない。という言葉があるが、
辛いものに目がない。はあまり聞かない気がする。

酸っぱい、苦いも希少な存在、
「私、苦いのに目がないのー」なんていわれると、
ある種独特の趣味志向をお持ちなのかと疑ってしまう。

このギャップ感は、言葉に対するイメージにあるのだと思う。

「甘い」はフェミニンな印象、少女的でもある。
「甘い恋」といったフレーズで歌詞にも使われやすいことからも、
恋は盲目=目がない、そんな感じで受け入れられているのでは。

一方、「辛い」「苦い」は苦行のエッセンスがプンプン、できることなら目を背けたい感じだ。
それでも食べたい欲求、何か覚悟の上で受け入れる「辛い」「苦い」のカテゴリー。

「辛いものを食べないとマズいことになる」
「苦いものがないとこれから先困る」

例えばこのくらい切実な表現はどうだろうか?
味覚の数だけ存在する、個々人の食の志向。
丁寧に細分化していくことで、食文化の地平線はどんどん拡がっていくと思う。

では。

ル・マン

2007年02月13日 | 無駄話
お世話になります。
Office Dragon です。

バイクで移動中、人を轢きそうになった。
運良く事なきを得たが、慰謝料いくらかなと考えたほどだ。やばかった。

原因は絶望的な尿意にあった。
職場から家までは、往復で40キロ。これを毎日続けている。
一週間で200キロを走破する孤独なレース、私だけのル・マン。

コース全長の半分過ぎたころから、下半身がプルプルしてくる。
うぉ、もらしそうと思ってももう遅い、ここから家まではコンビニなんかない。
下半身に注ぐ今年一番の集中力。胸を張れ、腰を引け、俺。

残り2キロの曲がり角、不意に飛び出してくる自転車のおばさん。
バイクと股間を急停止、いろんな意味で頭が真っ白になった。

飲酒、睡眠不足はドライバーの心構えでなんとかなるが、尿意はいきなり襲ってくる。

「尿意という時限爆弾を背負って生きる弱い動物、それが人間」

財産も権力も尿意で失ってしまうことだってきっとある。
そんな新たな発見に出会えた事件だった。

では。

妻夫木聡

2007年02月12日 | モンハン
お世話になります。
Office Dragon です。

俳優 妻夫木聡

とても遠い存在と思っていたが、どうだろう。
オーバーラップする部分が多々あった。

まずは生まれ故郷の一致だ。
九州は福岡 水郷 柳川が2人の生誕地、
父と母は違えども産湯につかった場所は一緒、
私は1973年、妻夫木聡氏は1980年生まれだから、
彼は種違い・腹違いの弟ということになる。

そう言われてみれば、似てないこともない。
太い眉毛、はにかむ笑顔、
わずかだがリンクする所もあるような気がしてきた。
陰ながら弟の活躍を祈る献身的な兄、それが私だ。
もちろん彼はそんな兄の存在に気付いていないだろうが。

遠く離れた2人の絆を一層強くする事実が判明した。
なんと聡はモンハンファンなのだとか。
(もういいよね。聡と呼ばせてください)

事の発端は、フジテレビ「笑っていいとも」に聡が出演した時だ。
ハラハラしながら見守っていると、
聡は、おもいがけない話を切り出してきた。

「ぼくー。キリン倒せないんですよー。えへへへ」

ええええーーーー!

さ!さとしー!

キリンは兄ィ兄ィ(にぃにぃ)がやっつけてやる!
パワハンでハメるから、聡は銀シャリでもとってきな。

と、テレビに向かって絶叫するものの、
タモリの声にかき消されて、
兄の思いは届かない、届くわけがない。

いつかオンラインで合うことがちょっと不安だ。
こんなオッサンを兄貴と呼んでくれるのだろうか。

~これを読んでる聡へ~

粉塵飲んでるやるけんね、なんも心配せんでいいよ。
ホットだけ忘れんようにね。

兄より。


では。

PS.兄弟というのはフィクションです。わかっているとは思いますが念のため。

変換5

2007年02月11日 | 変換
お世話になります。
Office Dragon です。

ワープロソフトはとても賢い。
使う頻度が多い文字を記憶し、一発で変換されるようになっている。
とても便利で助かる反面、意外なことも浮き彫りになる。


ふさい→負債 ※希望文字:夫妻

しぼう→死亡 ※希望文字:脂肪

しんきんかん→信金感 ※希望文字:親近感

とうさん→倒産 ※希望文字:父さん

きたい→奇態 ※希望文字:期待

しがい→死骸 ※希望文字:市街


時折起る誤変換から、
何かダークな生業をしているもうひとつの人格が見えてきた。

もうひとりの私とコンタクトを取っている方、どうか真実を教えて下さい。

では。

男の手料理

2007年02月10日 | うまいもん
お世話になります。
Office Dragon です。

テレビ番組における男の手料理は、チヤホヤされがちだと思う。

ハンバーグを焼いただけで、野趣溢れるとか言われてるのにはとりわけ腹が立つ。だって、肉丸めただけじゃん。
いや待て、良く考えると、焼き加減、練り具合に心を配るハンバーグは極めて繊細な料理だ。
「あらまぁ繊細なお手前で」と、褒めるのが順当だと思う。

野蛮とは対極に位置する料理を、男性が調理した際に繰り出される野趣のフレーズ。
その言葉を発するアナウンサーにいつもやきもきする。
そして、そんなアナウンサーに限って、ふるまいが全体的に粗暴路線だ。

先生のサポートをするのは感心だが、
麺の茹で汁を捨てた際の湯気で画面が一瞬真っ白になることも。
時折、笑顔交じりで付け合せのサラダを皿に盛るが、その手つきはなかなか豪傑っぷり。
ちぎっては投げ、引き裂いては放り、彩りもバランスもお構いなしの野菜の残骸が完成する。
君のサラダは豪快だね、まさに武将の手料理だよ。と、いつも思う。

男の手料理の基準を一度リセットしたほうがいいと思う。
このままでは、男がつくればそれでOKという理解に落ち着いてしまうからだ。

一週間山篭り、素手で狩った熊の頭を丸ごと焼く、
もちろんエプロンではなく胴着でだ。
そのくらい振り切ることができれば、ひとつの料理のジャンルとしても成立すると思う。

「ここで、人食い熊の脳ミソを軽くソテーします。胆嚢は軽くフランベ、焦がさないようにしてくださいね」

うん、番組的にもちょっと興味深くなる。

では。