おひさしぶりです。
Office Dragon です。
前回までのあらすじ(過去記事参照)
ショウガのない世界にN君は行き場を失います。
私にとってはたかがショウガでも彼にとっては希望のショウガ。
味覚の違いが二人の距離を遠くします。
堰を切ってN君が店長に言葉をかけます。
「あの…ショウガがないっスけど」
オモチャをねだる子供のようなつぶらな瞳が印象的でした。
そこまで好きならマイショウガ持っとけよ。
そんなツッコミも入れられないほどのひたむきさ。
うん、それをそのまま仕事に活かしてくれよ。
「ショウガですか?意外と不評だったんですよ」
と、店長。対応の裏に潜む「なんだ?この客?」的な不信感を私は見逃しません。
N君のあまりの落胆振りに見かねた店長が、厨房から小ビンを持ってくれます。
「これ、ちょっと余ってるので…よかったら…」
まるで、野良犬やハトに餌を挙げる風情、
受け取ったN君の喜びといったらそれはもう。
それを見つめる店長は半分笑っていました。
やっぱうまいっス。
ショウガがないと意味がないっス。
入れたほうがうまいッスって。
お決まりの三段活用も飛び出しました。
N君は、調子がよければ、週3ペースで通っているとのこと。
すっかり店長さんとも顔なじみになり、
お冷と一緒にショウガが出されるちょっと特殊なヘヴィユーザーとなりました。
では。
PS.
N君のためにわざわざ用意してくれてるそうです。
ショウガのキープは前代未聞、サービスここにありです。
(やさしさという名の小瓶)
Office Dragon です。
前回までのあらすじ(過去記事参照)
ショウガのない世界にN君は行き場を失います。
私にとってはたかがショウガでも彼にとっては希望のショウガ。
味覚の違いが二人の距離を遠くします。
堰を切ってN君が店長に言葉をかけます。
「あの…ショウガがないっスけど」
オモチャをねだる子供のようなつぶらな瞳が印象的でした。
そこまで好きならマイショウガ持っとけよ。
そんなツッコミも入れられないほどのひたむきさ。
うん、それをそのまま仕事に活かしてくれよ。
「ショウガですか?意外と不評だったんですよ」
と、店長。対応の裏に潜む「なんだ?この客?」的な不信感を私は見逃しません。
N君のあまりの落胆振りに見かねた店長が、厨房から小ビンを持ってくれます。
「これ、ちょっと余ってるので…よかったら…」
まるで、野良犬やハトに餌を挙げる風情、
受け取ったN君の喜びといったらそれはもう。
それを見つめる店長は半分笑っていました。
やっぱうまいっス。
ショウガがないと意味がないっス。
入れたほうがうまいッスって。
お決まりの三段活用も飛び出しました。
N君は、調子がよければ、週3ペースで通っているとのこと。
すっかり店長さんとも顔なじみになり、
お冷と一緒にショウガが出されるちょっと特殊なヘヴィユーザーとなりました。
では。
PS.
N君のためにわざわざ用意してくれてるそうです。
ショウガのキープは前代未聞、サービスここにありです。
(やさしさという名の小瓶)