こんばんは。
久々のブログ更新です。
さて、先週は金曜日からお休みをいただき、9月3、4日の二日間、第16回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fashion_necktie.gif)
に参加してまいりました。
今回は私の恩師であります、日本大学の教授 植田耕一郎先生が大会長をお努めになり、新潟にて開催されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/cd/1b5ace70de394a62f44d5c8a782a8f81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/70/48e8177c1edb0b83c12bce82addf2186.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9a/dce4f6ec0c3be3786f70477afb346833.jpg)
今回は、「理念に基づく摂食・嚥下リハビリテーションの構築に向けて」、というテーマのもと、5000人以上の多職種が一堂に会し、数々の議論がなされ、例年以上に盛り上がった学会となりました。日本中の摂食・嚥下リハに関わるたくさんの方々の、経験、迷い、疑問、悩みから生まれてきた考えが披露され、手技や技術論も大切でありますが、さらに根底にある「理念」についてじっくりと考えてみる、すばらしい機会となりました。
この学会は、さまざまな障害により、お口から食事がとれなくなってしまった方、またうまく飲み込めなくなってしまった方に対して、専門的なリハビリテーションによりお口から食べる機能、飲み込む機能を回復し、楽しく快適な食生活を取り戻していただくことを目的とした学会です。
人間にとって「口から食べる」
ことは生命維持にとって必要な栄養摂取手段(命の源)であるだけでなく、食の営みを通じて社会生活を円滑にし、生活を豊かにしています。
つまり、「口から食べる」ことはその人らしく生きるための重要な行為であり、「口から食べる」ことを援助することはその人らしく生きることを支えることであるといえます。
「口からおいしく食べる」といったあたりまえであるように思える行為が、あたりまえではないのです。
ぜひ回復できるよう当院でも援助してまいります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/59/40a52047874fff54ac0f90e13278b15b.jpg)
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私はリハビリテーションの考え方を普段から重んじています。
今日の医療は、一般的には「命を守る医療」であるのに対し、リハビリテーションは「生活を守る医療」であり、疾患を治すとともに、それによって生活を守り、豊かにすることを目的にしています。
私たち歯科医師もリハビリテーションの概念を大切にし、口腔を治すだけでなく、その上で安心して、快適に人生を全うしていただけるよう、「生活を守る医療」でなくてはならないと考えています。
「疾患を見て人を見ず」ということのないよう、その人その人の価値観を少しでも理解するよう努め、最高の医療で、その人その人の幸せへのお手伝いができるよう、研鑽し続けなくてはと、心に刻む二日間になりました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_run.gif)
私は、約10数年前に、植田耕一郎先生との出会いをきっかけに、摂食・嚥下リハに携わってまいりました。特に1998年の開院当初より7年間勤務した市川市リハビリテーション病院では、一般歯科治療とともに摂食・嚥下リハに取り組み、主に脳卒中などの患者様と一緒に頑張ってまいりました。
現在はリハビリテーション専門病院とは異なる開業医という立場ですが、今までの経験を生かし、地域の方に摂食・嚥下リハを含めて貢献できるように頑張るつもりです。お口から召し上がることができなくなった患者様が、少しでもお口から食べる喜びを回復していただくために、お力になれればと考えております。
診療室ではもちろん、通院が困難な方には在宅、施設入所中でも訪問いたしますので、お気軽にご相談ください。
お近くで、うまく食べられない、飲み込めない、義歯が合わず噛めない、お口のおそうじ(口腔ケア)をしてほしい、等々、お悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡、ご相談いただければと思います。
048-521-0528 いわさき歯科
植田先生、すばらしい学会になりましたね。ありがとうございました。お疲れ様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/26/215aecc2f61c02470cfcb26b3dd82a4c.jpg)
いわさき歯科 岩崎 貢士
久々のブログ更新です。
さて、先週は金曜日からお休みをいただき、9月3、4日の二日間、第16回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
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今回は私の恩師であります、日本大学の教授 植田耕一郎先生が大会長をお努めになり、新潟にて開催されました。
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今回は、「理念に基づく摂食・嚥下リハビリテーションの構築に向けて」、というテーマのもと、5000人以上の多職種が一堂に会し、数々の議論がなされ、例年以上に盛り上がった学会となりました。日本中の摂食・嚥下リハに関わるたくさんの方々の、経験、迷い、疑問、悩みから生まれてきた考えが披露され、手技や技術論も大切でありますが、さらに根底にある「理念」についてじっくりと考えてみる、すばらしい機会となりました。
この学会は、さまざまな障害により、お口から食事がとれなくなってしまった方、またうまく飲み込めなくなってしまった方に対して、専門的なリハビリテーションによりお口から食べる機能、飲み込む機能を回復し、楽しく快適な食生活を取り戻していただくことを目的とした学会です。
人間にとって「口から食べる」
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つまり、「口から食べる」ことはその人らしく生きるための重要な行為であり、「口から食べる」ことを援助することはその人らしく生きることを支えることであるといえます。
「口からおいしく食べる」といったあたりまえであるように思える行為が、あたりまえではないのです。
ぜひ回復できるよう当院でも援助してまいります。
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私はリハビリテーションの考え方を普段から重んじています。
今日の医療は、一般的には「命を守る医療」であるのに対し、リハビリテーションは「生活を守る医療」であり、疾患を治すとともに、それによって生活を守り、豊かにすることを目的にしています。
私たち歯科医師もリハビリテーションの概念を大切にし、口腔を治すだけでなく、その上で安心して、快適に人生を全うしていただけるよう、「生活を守る医療」でなくてはならないと考えています。
「疾患を見て人を見ず」ということのないよう、その人その人の価値観を少しでも理解するよう努め、最高の医療で、その人その人の幸せへのお手伝いができるよう、研鑽し続けなくてはと、心に刻む二日間になりました。
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私は、約10数年前に、植田耕一郎先生との出会いをきっかけに、摂食・嚥下リハに携わってまいりました。特に1998年の開院当初より7年間勤務した市川市リハビリテーション病院では、一般歯科治療とともに摂食・嚥下リハに取り組み、主に脳卒中などの患者様と一緒に頑張ってまいりました。
現在はリハビリテーション専門病院とは異なる開業医という立場ですが、今までの経験を生かし、地域の方に摂食・嚥下リハを含めて貢献できるように頑張るつもりです。お口から召し上がることができなくなった患者様が、少しでもお口から食べる喜びを回復していただくために、お力になれればと考えております。
診療室ではもちろん、通院が困難な方には在宅、施設入所中でも訪問いたしますので、お気軽にご相談ください。
お近くで、うまく食べられない、飲み込めない、義歯が合わず噛めない、お口のおそうじ(口腔ケア)をしてほしい、等々、お悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡、ご相談いただければと思います。
048-521-0528 いわさき歯科
植田先生、すばらしい学会になりましたね。ありがとうございました。お疲れ様でした。
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いわさき歯科 岩崎 貢士