いわさき歯科ブログ

埼玉県熊谷市にある歯科医院、いわさき歯科のブログ。

健康的な歯を保つために

2021-06-20 13:24:32 | Weblog
こんにちは

年齢を重ねても…自分の歯で美味しく食事がしたいですね!
年齢を重ねても…自分の歯が健康であるためのヒントを今日はお話していきたいと思います

①TCHを減らそう!
TCHとは…上下歯列接触癖です。
一日のうちで上下の歯が接触している時は、食事や会話、唾液を飲み込む時など20分程度と言われています。それ以外で接触する必要はありません。ところが、何かに集中している時などに無意識に歯を接触させている時があります。そのような状態を長時間続けてしまう癖をTCHといいます。
TCHによって起こる問題を見ていきましょう!
・顎関節症
・歯の動揺
・歯のすり減り、欠ける
・知覚過敏
・歯根破折
・歯周病の悪化
・入れ歯が壊れる
・詰め物がとれる
・肩こり、頭痛 など

ではどんな時にTCHをしやすいか考えていきましょう!
・何かに集中しているとき(料理、運転 など)
・緊張する場面
・運動しているとき
・パソコン操作、スマートフォン操作
・勉強、読書 など


TCHは無意識にしている事が多いため…気づいている人はほとんどいません。
ふと何かに集中しているときなど、噛みしめているようであれば…噛みしめをしないように注意して生活をしていきましょう!
自分の歯で美味しく食事がいつまでもできるように、TCHのリスクを知り、TCHを減らすように心がけましょう

②正しい歯みがきをしましょう!
歯みがきは回数より…質です。しっかり歯ブラシが当たっていなければ、歯ブラシを何回しても虫歯や歯周病の進行につながります!
ミュータンス菌が糖を利用してプラークを作るまで18時間、他の細菌も増えてプラークが成熟するまでには3~4日かかります。ですから1日に1回、丁寧に歯みがきをすることで、虫歯と歯周病をになりにくくなります。できれば、寝る前に丁寧に磨く事をおすすめします。

③砂糖の量を減らしましょう!
砂糖の摂取量が一日40gを越えると虫歯が増えると言われています。
砂糖一日27.5g(大さじ3杯)以下を目安にすると虫歯予防につながるそうです。
皆さん甘いものは好きだと思いますので、なかなか難しいですよね
例えば、カステラですと、一食分あたり15.8g、カスタードプリン一食分あたり15.0g今川焼一食分あたり12.1g
食べ物にもよりますが、2食分ぐらいであれば、一日に食べても大丈夫でしょうか?!あとは砂糖摂取したら早めの歯みがきが良いですね。

虫歯以外にも酸蝕という病気で酸によって歯が溶かされてしまう病気もあります!
酸性の食品のとりすぎも要注意です。
酸性の食品は、スポーツドリンクやジュース、炭酸飲料、お酢などです。
あくまでも取りすぎ注意なのでほどほどがよいですね

皆さんがいつまでも自分の歯で美味しく食事が食べられるように、少しでも参考にしていただければと思います!
いつまでも健康なお口の中を保つには…少しの知識と日々の心がけが大切ですね

あとは、メンテナンスを受けに定期的に歯医者に通いましょう!

一ヶ月ブログを読んでいただきありがとうございました

次回からは、院長先生にバトンタッチです!院長先生よろしくお願い致します

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