森田義史さんのチャイコフスキーP1が熊谷の地に美しく轟きました
改めまして、こんにちは! 今年2011年がスタートし、10日が過ぎました。
皆さんも、通常に戻りご活躍のことと思います。
いわさき歯科も、心新たに5日からスタートしております。
さて、昨日1月9日(日)、埼玉県熊谷会館にて、以前にもご紹介させていただきました、森田義史さん主演の第4回ニューイヤーコンサートが開催されました。
昨年の9月にイタリアにて行われました、ヴァルセシア・ムジカ国際コンクールにて優勝された、森田義史さんの特別記念コンサートということで、たくさんの方々がお集まりになり、まさに満席状態でした。
森田さんは、熊谷出身のピアニスト、ピアノ界の若きホープです。熊谷でも何度かコンサートを開催されておりますが、会を重ねるごとにその人気はウナギ登りで、同じ熊谷出身であることが嬉しく思えるくらいです。
今回は、群馬交響楽団とのコラボで、演目は、あの有名な チャイコフスキーピアノコンチェルト第1番 でした。個人的には、この曲は自分が大学生のころクラシック音楽を好きになるきっかけになった思い出深い曲ということもあり、わくわくしてコンサートに臨みました。
最初は、松沼俊彦さん指揮による、ヨハン・シュトラウスⅡ世 美しき青きドナウ。ニューイヤーにふさわしい美しい旋律が情熱的な松沼氏の指揮により響き渡りました。
そしていよいよ、森田氏の登場です。ピアノのセッティングが綿密に行われ(会場全体に綺麗な音を響き渡らせるには、ピアノを置く位置も1mm単位で重要なようで、位相というようです。音の専門家、録音を手掛けるY氏によりセッティング)スタンバイオッケーです。
久々に現れた森田さんは、さらに貫禄が増し、以前よりもステージで大きく見えました。相変わらずの超絶技巧、情熱的でありながら、繊細な音色、指先から奏でる音色に酔いしれました。気迫のこもった渾身の演奏で、まさにピアノと森田さんが一体化して映り、完全に魅了されました。
Meraviglioso (伊語で、とてつもなく素晴らしい という意味)
正直、熊谷の地で、地元出身のピアニストによる、こんな素晴らしいコンサートが見られるようになったこと、嬉しい限りです。ますます森田さんも磨きがかかり、今後も熊谷の地で、美しい曲をたくさん演奏し続けていただくことを切に祈ります。
その後は休憩をはさみ、ドヴォルザークの交響曲第9番、新世界より が演奏され、終了となりました。
コンサート終了後は、森田さんの握手会が行われ、長蛇の列が続いておりました。
現在、ミラノの大学院に通う学生でもある森田さん、今回は短い滞在でイタリアに戻られるようですが、イタリアでも各地でリサイタルの予定があるとのこと、まさに世界の森田義史になりつつあるようです。 熊谷からもぜひ皆でエールを送りたいと思います。
Forza!! ヨシフミノフ!!
いわさき歯科 院長 岩崎貢士