俺たちに明日はない!

草野球チーム ハイパーモンキーズの光と影(光がなければ影もない)

野球とサッカーはライバルではない

2005年08月01日 22時26分47秒 | 野球
野球とサッカーは相対する、敵対関係のように思われている部分がある。
それは違うと私は断言したい。

野球とサッカーは、競技人口・観客数・視聴率のパイを食い合うと言われている。

●だが競技人口の多さが即ちレベルの高さだというのならばバスケはどうか。
 日本バスケの競技人口は世界有数だ。
 だが残念ながらそのレベルは世界有数とはとてもいえない。
 多少の競技人口の多寡など問題ではない。
 プロリーグの充実や育成機関の発達などのほうが重要だということだろう。

●観客数の奪い合いという面からみるとどうだろう。
 サッカーを見に行くために、野球観戦をやめた、というケースはまれだろう。
 毎日球場に通うという熱狂的な人は別。
 むしろどちらも非日常イベントとしてたまに楽しむ程度の人がほとんどのはず。
 両方を楽しむことは十分可能だろう。

●ではテレビの視聴率という点からするとどうだろう。
 これからは多チャンネル化の時代である。スポーツは優良コンテンツだ。
 サッカーも野球も、バレーもゴルフも必要とされている。
 食い合うどころか、共存共栄の時代となっていくはずだ。

ではなぜこれほど野球とサッカーが対立関係になったか。
それはJリーグの登場時、宣伝における比較対象とされたのが野球だからだ。
野球よりカッコイイ、野球よりオシャレ、野球より~‥と。
野球関係者側でもサッカーを目の敵にした面はいなめない。
こうして日本における野球とサッカーの不幸な関係は始まったのだ。

しかし、だ。
たかがスポーツの競技どうしで争うなんて器が小さすぎると思うのだ。

アメリカのディズニーランド?がライバルと目しているのは「トイザらス」「旅行業界」etc.なのだそうだ。
他の遊園地などではないそうだ。

野球もそうだ。
ライバルをサッカーに求めず、もっと別のところに目を向けるべきだ。
パイを増やすような。

例えばサラリーマンが野球を見ずに何をやっているのかというと「残業」だ。
そうなると野球のライバルは「残業」だ。


だからそういう客をあてこんで、

『ビール1杯580円飲めば入場無料』

みたいなイベントをすればいーのだ。

こうすれば仕事に疲れたサラリーマンが、飲み屋より安いと思って入ってくれるかもしれない。
神宮球場なら伊藤忠の人が来るだろう。


『ビールを飲めば、おまけで古田のリードと、五十嵐の158キロが見れる』


これは適当だし、プロを酒のつまみおまけ代わりにしては申し訳ないけれど。
同じスポーツをライバル視するよりその方が健全だと思うのだが、どうだろうか。

<PONTA>

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕はこう思う。 (へんじゃくりん)
2005-08-01 22:32:19
>こうすれば仕事に疲れたサラリーマンが、飲み屋より安いと思って入ってくれるかもしれない。



球場で居酒屋と同じメニューを全種類を席まで宅配してくれたらサラリーマンはくると思う。



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いいですねぇ (PONTA)
2005-08-01 22:38:42
>球場で居酒屋と同じメニューを全種類を席

>まで宅配してくれたらサラリーマンはくると

>思う。



あとはゲロと汚い野次さえなければ‥。
返信する
補足 (PONTA)
2005-08-01 22:42:16
バスケをおとしめているわけではありませぬ。

好きなので悔しいのです。
返信する
あとは (kuronin)
2005-08-01 22:48:21
交通費一部負担希望(キャッシュバックの割引券で可)。

野球とサッカーを比べる気はないけれど、野球はルールが細かいからOLに人気でないのかも(サッカーは網に入れば1点だとわかる)。



となると、1個300円のチョコレートプレゼントとか、日焼け防止化粧品のサンプルをとにかくばらまくとか、球場スタッフをイケメンだらけにするとか。
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