「マネーボール」(ランダムハウス講談社 2004年)
貧乏球団アスレチックスを、常勝球団に育て上げた男ビリービーンの話。
ビリーはもともと「三拍子揃った」誰もが夢を見たくなるようなメジャーリーガーだった。
それが挫折し、GMとなり「三拍子揃わない」選手を集めだした。そして成功。
この本にはそういう『伝記』としての一面がある。
また「評価の物差しを変える」ことにより他球団で邪魔にされた選手を安値で買い叩き、効率的な組織づくりを推し進めていく『ビジネス論』としても読める。
そして従来の打率&打点よりも、出塁率&長打力を重視するという『野球論』としても大変面白い。
見る人によって興味のポイントが変わるだろうけれど、野球が好きな人も好きでない人にもおすすめです。<ponta>
1600円は痛いけど,この痛みゆえに真っ当な評価ができるはずと思っています。
志望動機考えつつ読み進めていこうかなと。