コロナ禍に対応するため、全国民に一人10万円ずつ配られる特別定額給付金。自分が居住する市でも今日から受付が始まった。
とは言っても、お役所仕事的には手元にキャッシュが来るまで時間を要すると想像される。自分の市では、マイナンバーカードを持っていれば、申請書を待たずにオンライン申請できるとのこと。マイナンバーカードを作っていて、iPhone8にマイナポータルなどをインストールしていたので、ハードルは低かった。
ということで、以前に比べれば相当やりやすくはなったとは言えるが、まだまだUX的には課題が残る申請方法だった。カードを読ませるにも関わらず、その前にどの市町村の事業なのかを選ばせたりするのは、正直いただけない。最初にカードを読ませて、その情報に従ってサービスを紹介することが望ましいように思った。
給付金の受取先の口座についてももう少し改善の余地はあると思われる。もともとマイナンバーは税と社会保障の統合管理を目指して進められた仕組みだった。そのため、保有する金融口座はすべてマインバーを登録することになっていたはず。振込先もその中から選ばせればよかったように思う。キャッシュカードの画像を証憑として提出するフローになっていたのには苦笑してしまった。
それにしても、紙の手続きよりも遥かに早く簡単にできたことは確か。こういう取り組みがどんどん進めて行けるとよい。